2023/03/22女子プロレスキュー!

木の根元から救出! 正しい左打ち&片手打ち 高野あかり

「スタンスが取れない場所からのショット」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーTさんの悩み】 「木の根元や池の縁など、いつも通りにスタンスが取れない状況では、どのように打つべきでしょうか?」 【高野あかりのレスキュー回答】 トラブルの対処法として一番に考えるべきは、次打で必ずグリーンを狙える場所(フェアウェイ)に置くことです。まずは、ライの状況をよく見て、アンプレアブル(1罰打)するかどうかを判断しましょう。前方に障害物がなく、転がせそうな状況であれば、クラブを逆に持ち変えて“左打ち”、もしくは右手一本での“片手打ち”のどちらかを選びます。 1. 左打ちではボール位置がポイント 目標に対し...
2023/01/18女子プロレスキュー!

冬の薄~い芝対策は打ち方より考え方! できるだけ“楽”する思考法 加藤沙弥

「薄芝でのアプローチが苦手な人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーKさんの悩み】 「冬の時期によくある薄い芝からのアプローチショットが苦手です。どうすれば、ミスを最小限に抑えることができますか?」 【加藤沙弥のレスキュー回答】 薄芝からのアプローチで、一度チャックリなどのミスを起こしてしまうと、また次もやってしまうのでは? という恐怖感が湧き、その後は思い切って振り切ることができなくなってしまうもの。改善策は、寒い季節と割り切り、他の季節でのショットと同じように考えず、ボールのとらえ方に対する考え方を大きく変えることです。 1. ヘッドの運動量を減らす ミスの主な原因は、フェースの開閉...
2023/01/25女子プロレスキュー!

“北風ピューピュー”でもスイングが崩れない人の共通点とは 加藤沙弥

「アゲンストが苦手な人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーJさんの悩み】 「冬の強風下でのゴルフ、特にアゲンストでのティショットが苦手で、スコアは大崩れ…。過酷な状況でもスコアをまとめるには、どのような点に注意すれば良いですか?」 【加藤沙弥のレスキュー回答】 冬のラウンドでは、強風が大きく立ちはだかり、過酷な状況でラウンドを強いられるケースは少なくありません。そんな難しい日のプレーでも、ベストを尽くせる人とそうでない人の違いは何なのか? 今回は強風下でのラウンドの心得と注意点をお伝えします。 1. 毎ショット低弾道を徹底する 風の影響を小さくするためには、低い弾道が必須です。ティショッ...
2023/03/29女子プロレスキュー!

アプローチ練習これはGood!それはBad! 高野あかり

。力加減での打ち分けはプロでも困難。一時的に習得した気でいても、プレッシャーのかかる本番で再現するのは、不可能に近いからです。 2. スピードを意識する練習はGood! 距離感を安定させるには、一定の
2023/04/05女子プロレスキュー!

ショートウッドかユーティリティか 迷ったときこそ二刀流♪ 高野あかり

「クラブセッティングで悩む人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーVさんの悩み】 「同じロフト角のフェアウェイウッド(以下FW)とユーティリティ(以下UT)、どちらを購入するかで悩んでいます。何を決め手にしてクラブを選ぶべきでしょうか?」 【高野あかりのレスキュー回答】 ロングアイアン以上・ロングウッド以下の距離、200yd弱を届かせたい場面で、7Wか4Uのどちらを使うかで悩む人は多いでしょう。実はこの2機種はロフト角が同じでも、弾道の高さも操作性もボールのつかまり具合も違う、特徴が大きく異なるクラブです。可能であれば、同じロフト角のモデルを1本ずつ購入し、“二刀流”で対応することをお勧めし...
2023/04/12女子プロレスキュー!

クロスハンドで距離感を出す とっておきの方法 高野あかり

「クロスハンドで距離感が出ない人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーWさんの悩み】 「ショートパットの安定感を増すために、クロスハンドグリップを試しているのですが、今度は距離感が合わず、ロングパットが寄せ切れなくなってしまいました…。クロスハンドは諦めるべきでしょうか?」 実はクロスハンドに手順があるって知っていた? 高野あかりがレスキュー♪ 【高野あかりのレスキュー回答】 私も以前は順手→クロスハンドに変え、ショートパットは改善されたのですが、今度はそれまで培った距離感が出しにくくロングパットに悩む日々を送りました。ただ、あることに気づいたことで、距離感も方向性も改善され、自信を持って...
2023/05/24女子プロレスキュー!

うーん…左足下がりの正解なんだっけ? “右肩センサー”で軸ブレ確認 内田ことこ

「左足下がりが苦手な人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーZさんの悩み】 「左足下がりの傾斜が苦手で、ダフリやトップのミスばかりで困っています…。しっかりボールをとらえるには、どのように打てば良いのでしょうか?」 【内田ことこのレスキュー回答】 左足下がりでは、傾斜の角度がきつくなるほど球は高く上がりません。ボールを上げようという意識は、捨ててください。低弾道でライナー性の弾道が出ることを前提に、アドレスとスイングを考える必要があります。 1. 右肩が下がらずに上体が回ればOK 左足下がりは傾斜なりに構え、体の軸を維持することが重要です。両肩・両腰のラインを常に傾斜と平行に保つこと。軸が...
2023/05/31女子プロレスキュー!

ベアグラウンドどう打つ? 実はディボット跡より簡単 内田ことこ

「ベアグラウンドが苦手な人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーBさんの悩み】 「ベアグラウンド(土がむき出しになっている部分)からのショットが苦手で、少しでも手前からヘッドを入れてしまうとダフリに、それを嫌がると今度はトップに…。うまく脱出する方法を教えてください」 【内田ことこ'sレスキュー回答】 ベアグラウンドは、砂の深さを計算しないといけないバンカーや、芝との段差があるディボット跡と比べ、それほど悪いライの状況ではありません。クリーンにコンタクトさえできれば、必ず脱出できるシチュエーション。ボールを正確にとらえてミートすることを優先したアドレス&スイングを心がけましょう。 1. ボ...
2023/08/16女子プロレスキュー!

まだ間に合う! コンペ直前に一夜漬けでできること 石坂翔子

「実戦直前にもかかわらず練習不足な人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーFさんの悩み】 「練習したいと思っていたのですが、コンペが明日に迫るまで結局時間が取れずじまい…。前日となってしまいましたが、ギリギリでもなんとか効果が出る練習メニューはありますか?」 【石坂翔子のレスキュー回答】 短時間でスイングを大きく改造することは困難ですが、最低限に安定させて曲がり幅を軽減することは可能です。特に一夜漬けでやっておくべき練習法は、ずばり出球の左右(方向性)をそろえるドリルです。 1. 2個のボールを使って出球チェック 出球をそろえる練習法は、実際に打つボールの50cm先にもう1個別のボールを置...
2023/08/23女子プロレスキュー!

練習場は良かったのにコースでスライス連発… 原因は打つ前にアリ!? 石坂翔子

「コースで出てしまう突然のスライスで悩む人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーNさんの悩み】 「練習場では出ていなかったのに、コースに出た途端スライスが止まらずOB連発…。ティショットで右へのミスを防ぐには、どうすれば良いですか?」 【石坂翔子のレスキュー回答】 練習場とコースの一番の違いは、ターゲットに対して方向の目安となる直線的なラインがないことです。目安がないのでティイングエリアでは、無意識にターゲットより右or左を向いてしまうことが多く、突然のスライスに悩む人はそこが原因だと考えられます。スイングを疑う前に、まずはスクエアに構えられているかをチェックしましょう。 1. 両肩、両腰...
2023/08/30女子プロレスキュー!

練習場は良かったのにコースでフック連発… 克服法はティ&切り返しイメージ! 石坂翔子

「コースで出てしまう突然のフックで悩む人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーNさんの悩み】 「練習場では出ていなかったのに、コースに出た途端フックが止まらずOB連発…。ティショットで左へのミスを防ぐには、どうすれば良いですか?」 【石坂翔子のレスキュー返答】 プレッシャーを強く感じていたり、慎重にいこうと肩に力が入ったときこそ、フックや引っかけなどの左へのミスが出やすくなります。ここでは事前に抑えられるちょっとした準備と、スイングで意識するべきポイントをお教えします。 1. ティを低くする 左に行かせたくない場合は、ティを低めにセットします。ボールが高いとあおり打ちの体勢になりやすく、ヘ...
2023/04/26女子プロレスキュー!

えっ!? ソコの意識で伸び上がりが抑えられる? 内田ことこ

「体の伸び上がりで悩む人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーYさんの悩み】 「ダフリやトップが多く、ゴルフ仲間からよく『体が伸び上がっている』と指摘されます。どのような意識を持てば、改善することができますか?」 【内田ことこのレスキュー回答】 私もバックスイングで沈み込むクセがあり、調子が悪くなるとインパクトで伸びあがって打点がブレてしまう傾向があります。ショットの精度を高めるためには、上下動を抑えることが必須。では、どこに一番強く意識を持っていけば良いのか。 頭? 両肩? それとも…。 1. 頭は動かさないけれど… スイング中の上下動を抑えるには、頭を動かさないことが不可欠です。ボール...
2023/05/10女子プロレスキュー!

アラ!? つま先下がりの正解なんだっけ? ソールピタっと母指球&骨盤 内田ことこ

「つま先下がりが苦手な人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーZさんの悩み】 「つま先下がりの傾斜だと、当たりが薄く弱々しい球が出たり、大きく引っかけたりしてしまいます。つま先上がりと同じように、基本的な攻略法を分かりやすく簡潔に教えてください」 【内田ことこのレスキュー回答】 つま先下がりは、スイング中に体の起き上がりのミスが出やすく、ボールをミートするのが難しい傾斜です。また、つま先上がりとは違い、構え方によってはボールが右にも左にも行ってしまう要素が含まれます。今回もミスの傾向から逆算して考える対策法をお教えします。 1. 傾斜には逆らわない 重心を落として手元がハンドダウンになる...
2023/05/17女子プロレスキュー!

えーと…左足上がりの正解なんだっけ? 番手を上げて体重配分 内田ことこ

「左足上がりが苦手な人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーZさんの悩み】 「左足上がりからでは、ボールが上がりすぎて距離感が合いにくいです。大きくフックするミスもあり、大たたきの原因となって悩んでいます…」 【内田ことこのレスキュー回答】 左足上がりの傾斜は、グリーンまで上り傾斜が続いていることが多く、左足上がりでボールが飛ばない分(クラブのロフトが寝るため)と、打ち上げの状況をプラスして目安を立てなければならないため、距離感を出すのが非常に難しくなります。ただ、それほどバランスを崩しやすい傾斜ではないので、スイングの再現性を保てば、距離の計算がしやすくなり、グリーンをとらえる確率もアップ...
2023/09/27女子プロレスキュー!

“お地蔵さん”では入らない パットは構えて何秒以内で動かすべき!? 石坂翔子

「パットのアドレスで固まってしまう人」をレスキュー♪ “お地蔵さん”では入らない パットは構えて何秒以内で動かすべき!? 石坂翔子がレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーTさんの悩み】 「パットを打つ前に、ラインやアドレスが気になって“お地蔵さん”状態に…。悪いと分かっていても、なかなか始動ができません。どうすればスムーズに動き出すことができますか?」 【石坂翔子のレスキュー回答】 パッティングもショットも同じですが、打つ前に構え方やストロークを細かく考えすぎてしまうと、“お地蔵さん”のように体が固まってしまうものです。ゴルフは思考だけではなく、感覚のスポーツでもあります。今回は、“頭でっかち”...
2023/09/06女子プロレスキュー!

「短く握った1W」or「3W」正解は!? 狭いホールのティショット術 石坂翔子

「狭いホールで曲げてしまうティショットの悩み」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーHさんの悩み】 「狭いホールでのティショット、ドライバー(以下1W)より短いフェアウェイウッド(以下FW)を使うべきと分かっていても、いつも使用している1Wを選択してしまいます。そんなときは決まってOBが出してしまう…。改善策はあるのでしょうか?」 【石坂翔子のレスキュー回答】 狭いホールでもクラブを替えずに1Wで臨むことは間違いではありません。FWは基本的にフェアウェイ上のボールを打つ構造となっており、フェース面が1Wより狭く、ソールが芝の上を滑ることを前提に作られています。Hさんのように1Wを選択肢として考...
2023/09/13女子プロレスキュー!

ラフでのポイント 浮いているか沈んでいるかで何が違う? 石坂翔子

「ラフでのアプローチが苦手な人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーEさんの悩み】 「グリーン周りでのラフからのアプローチが苦手です。ボールが浮いている状態と沈んでいる状態での打ち方の違いはズバリ何ですか?」 【石坂翔子のレスキュー回答】 ラフからのアプローチでは、しっかりとボールの状況を把握することが一番のポイントになります。ボールが浮いているときと沈んでいるときとでは、ヘッドの抜け方が大きく異なるからです。今回は、ヘッドの抜け方に応じた打ち方の違いをそれぞれ解説します。 1. 浮いているときはホウキで掃くように 比較的に楽な状況は、ボールが浮いているときです。ボールにコンタクトしやす...