2017/10/09女子プロレスキュー!

チョロを防ぐ“ひざ対策” 村田理沙

「フェアウェイウッドでのチョロ」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーMさんの悩み】 「ライは問題ないのに、フェアウェイウッド(以下、FW)でチョロが出てしまいます。うまくボールをヒットするには、どうすれば良いですか?」 【村田理沙のレスキュー回答】 芝の上にあるボールを直接打つクラブの中で、長さがあり、ロフトも立っているスプーン(3W)やクリーク(5W)は、私たちプロでも難しいクラブです。毎回完璧なショットを目指すより、大きなミスを防ぐことがスコアメークにつながります。 1. 意識を「ひざ」に集中する チョロは体が起き上がり、ボールの頭をたたいてしまうことが主な原因です。スイング中は、前傾...
2017/07/09女子プロレスキュー!

ドライバーでも「ダウンブロー」でOK 加賀其真美

“方向性アップ”をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーNさんの悩み】 「狭いホールでも自信をもってドライバーを使いたいです。飛距離を落とさず方向性を高めるにはどうしたら良いでしょうか?」 【加賀其真美のレスキュー回答】 方向性を優先しつつ、飛距離も落としたくないーーそんなときに私がやっているポイントは「ダウンブロー」で打つことです。「ダウンブロー」と聞くと難しいイメージですが、とても簡単にマネできる打ち方をお教えします♪ ティは低めに、グリップは短めに♪ まずはセットアップですが、2つのポイントがあります。1つは“ティアップ”を低くすること。2つ目は、“グリップ”を短く握ることです。ティを短...
2017/08/13女子プロレスキュー!

夏ラフ対策、これだけは…!! 加賀其真美

「ラフからのショット」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーUさんの悩み】 「ラフにつかまると、思うような飛距離を出すことができません。どのような点に気をつければいいでしょう?」 【加賀其真美のレスキュー回答】 この時季のラフは強くて長いので、ショットに大きく影響します。フェアウェイと同じ打ち方では、引っかけやダフリといったミスに…。今回はラフ対策として、『これだけは…』と思う最低限のポイントをお教えします。 まずはボールの「沈み込み」を確認! ラフからのショットでは、まずボールの状況を確認します。ボールが浮いているのか、沈んでいるのか、状況によって打ち方や狙い方が大きく違ってくるからです。...
2017/08/27女子プロレスキュー!

距離のあるバンカーからベタピンさせる裏技 加賀其真美

「ピンまで30~40ydのバンカーショット」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーKさんの悩み】 「ピンまで30~40ydくらいの中途半端な距離のバンカーで、どのようなポイントを押さえればグリーンオンできますか?」 【加賀其真美のレスキュー回答】 中途半端な距離のバンカーショットを難しくさせているのは、多くの人がガードバンカーで打つ、ボールと一緒に砂を飛ばすエクスプロージョンショットをイメージしてしまうからです。この打ち方でグリーンに届かせられるのは、男子プロ並みの腕力がある人だけ。ポイントは、砂の上にあるボールをクリーンに捉えることです。 「左足下がり」の状況を作る 右足より左足を砂の...
2017/07/30女子プロレスキュー!

つま先上がりでシャンクしてしまうのはなぜ!? 加賀其真美

「つま先上がりでのショット」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーBさんの悩み】 「つま先上がりの傾斜だと、なぜかシャンクしてしまいます…。うまく打つにはどうすればよいですか?」 【加賀其真美のレスキュー回答】 つま先上がりでシャンクが出てしまう原因は、クラブが体の正面から外れてしまっている点だと思われます。まずは、なぜシャンクが起こってしまうのか、その原因からご説明しましょう。 ボールとの「距離が近い」のが原因 つま先上がりでは、通常よりボールとの距離が近くなるため、ボールとの距離感(顔とボールとの間の距離)を保ってスイングしなくてはいけません。通常(平らのライ)でのボール位置より、ヘッド...
2017/07/16女子プロレスキュー!

ベルトを回してフェアウェイウッドの苦手克服! 加賀其真美

“FWの成功率”をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーDさんの悩み】 「平らなライでも直接芝の上から打つとなると、フェアウェイウッド(以下、FW)に自信が持てません。どんなことに気を付ければ良いですか?」 【加賀其真美のレスキュー回答】 私はFWを使うとき、気を付けていることが2点あります。1点は“ボール位置”。もう1点は“スイングイメージ”です。 【1.ボール位置】“右足寄り”はミスのもと! まずは、1点目の“ボール位置”について。ティショットとは違い、芝の上から直接打つFWでは「クリーンに当てたい」という思いから、ボールを右足寄りに置く人が結構いらっしゃいます。ですが、これがミスの原因に...
2017/11/19女子プロレスキュー!

ディボット跡は“3段階コンパクト”で対応! 村田理沙

「ディボット跡からのショット」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーMさんの悩み】 「せっかくティショットでフェアウェイ真ん中に打てたのに、不運にもディボット跡につかまって2打目はダフリかトップ…。いつもパーを取り損ねてしまうのですが、どうしたら良いでしょうか?」 【村田理沙のレスキュー回答】 “ディボット跡”といっても、ボールの位置(前方、中央、後方)で難易度は大きく変わってきます。まずはどの位置にボールがあるかを確認して、その位置に合った打ち方で対応してみてください♪ 1.「中央」→ 1番手上げてややコンパクト/難易度★ 1つ目は比較的やさしい「中央」にある場合です。中央であれば無理なく...
2017/07/23女子プロレスキュー!

左足上がり・下がりをUTで乗り切る方法 加賀其真美

“左足上がり・下がり”をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーCさんの悩み】 「左足上がりや左足下がりの傾斜が大の苦手です。セカンド地点でこのようなライになると、(グリーンを狙わず)刻む選択しかありません。少し距離がある場所からでも、番手を下げずにグリーンまで運ぶ打ち方を教えてください」 【加賀其真美のレスキュー回答】 今回は残り160から170ydの左足上がり・下がりから、ユーティリティ(以下、UT)を使った打ち方をお教えします。UTを使う理由は、弾道がフェアウェイウッドより低く、ミドルアイアンより距離が出せるため、このくらいの距離でも狙い打てるからです。 【左足上がり】スタンスを狭める! ...
2017/11/05女子プロレスキュー!

これでザックリは出ない! 緩まないアプローチ 村田理沙

「アプローチでのザックリ」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーRさんの悩み】 「グリーン周りのアプローチでザックリしてしまうと、一気に自信がなくなってしまいます。同じような状況でミスしないためにはどうすれば良いですか?」 【村田理沙のレスキュー回答】 確かにザックリは一度ラウンド中に起きてしまうと、次もやってしまうのではないかと不安に陥ってしまう痛いミスです。スコアメークのためには、二度同じミスをしないことが重要。今回はそんなときにイメージだけで予防できる簡単な対処法をお教えします。 1. インパクトでの“緩み”が原因 ザックリの主な原因は、インパクト時の“緩み”にあります。“緩み”とは上...
2017/09/24女子プロレスキュー!

スライスを狙って打つコツ 村田理沙

フレッシュビューティー 理沙ちゃん登場♪♪ 今回から悩めるゴルファーを救ってくれるのは、若手の注目株村田理沙プロ。フレッシュな笑顔と親しみやすい雰囲気で、誰にでも愛されるキャラクターの彼女が、ラウンド中に起きやすいミスの対処法を分かりやすくレスキューしてくれる♪ 「ラウンド中のスライス」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーFさんの悩み】 「ラウンド中にスライスが止まりません。逆に最初から思い切り左を狙って打つと、今度はまっすぐ出てOBゾーンへ…。こんなときはどうすれば良いのでしょうか?」 【村田理沙のレスキュー回答】 スイング自体をラウンド中に直すのは非常に難しいことです。スライスを出さ...
2017/08/06女子プロレスキュー!

つま先下がりでトップしてしまうのはなぜ!? 加賀其真美

「つま先下がりでのショット」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーNさんの悩み】 「つま先下がりの傾斜では、アイアンの当たりが薄くトップが頻発します。どんなことに気をつければいいですか?」 【加賀其真美のレスキュー回答】 つま先下がりは、前回の「つま先上がりでシャンクしてしまうのはなぜ!?」とは逆で、平らなライよりボールが遠くなるため、いつも通りの感覚で振るとトップしやすいのです。今回もアドレスの仕方とコンパクトなスイングが必要になります。 クラブが届かず…トップに!! トップしてしまう理由は、(平らなライと同じように)フルスイング感覚で振ると、体の重心が高すぎてどうしてもボールに届かず、上...
2017/08/20女子プロレスキュー!

アプローチでもちゃ~んと夏ラフ対策♪ 加賀其真美

「ラフからのアプローチショット」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーFさんの悩み】 「セカンドショットでの夏ラフ対策は前回の内容(「夏ラフ対策、これだけは…!! 」)で分かったのですが、グリーン周りのラフからのアプローチでは、飛んだり飛ばなかったりで安定しません。どうすれば良いでしょうか?」 【加賀其真美のレスキュー回答】 ラフからのアプローチで距離感が合わないのは、芝の抵抗が大きいのか小さいのか、打ってみないと分からないからです。抵抗が小さい場合は簡単にボールは飛んでいくのですが、反対に抵抗が大きくヘッドが抜けなければショートしてしまいます。 絶対「インパクト」を緩めない!! ラフ対策...
2017/10/01女子プロレスキュー!

フックを速攻で直す2つの対処法 村田理沙

「ラウンド中のフック」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーGさんの悩み】 「フックやチーピンなど、ラウンド中に左へのミスが止まりません。どのように対応すれば良いのでしょうか?」 【村田理沙のレスキュー回答】 フックやチーピンの主な原因は、インサイド・アウトの軌道が強くなりすぎてしまうことにあります。私が考える対処法は2つ。ひとつは「下半身」の使い方、もうひとつはグリップの「握り方」です。 1. 「左足カカト」を上げる ダウンスイング以降で下半身の動きが止まって、手だけでクラブを振り下ろしてしまうと、インサイド・アウトの軌道が強くなってしまいます。 下半身の動きが止まらなようにするには...
2017/03/26女子プロレスキュー!

3パットを撲滅するカンタン朝チェック♪ 木戸愛

“パッティングのスタート前調整”をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーYさんの質問】 「ストロークが安定せず、3パットがすごく多いです。普段から練習することもできず、ラウンド当日朝のパッティンググリーンが唯一の練習の場です。スタート前の効果的な練習法を教えてください」 【木戸愛のレスキュー回答】 私もパットには悩まされてきたタイプで、どうにかしたいと練習を重ねてきました。今回は、Yさんのようにラウンド前が少ない練習の場という人でも即効性がある、簡単チェック法をお教えします♪ “左目”の真下にボールを置いてる? まずはアドレスのチェック法です。「パットに型なし」とういうくらいですから、...
2017/02/08女子プロレスキュー!

ゴムティでつくる! アイアンの分厚いアタリ 木戸愛

“薄いアタリのアイアンショット” をレスキュー♪ 【アマチュアCさんの悩み】 「アイアンショットのアタリが薄く、安定しません。プロのような力強いアイアンショットを打つにはどのような練習が必要ですか?」 【木戸愛のレスキュー回答】 「アイアンのアタリが薄い」という人の原因は、“ダフリ気味”か“こすり球気味”か、どちらか2つの要因が考えられます。分厚いアタリを生むために、タイプ別に適したおすすめドリルをご紹介します。 【ダフリ気味の人】 過度な“インサイド・アウト”が原因! アイアンでどうもダフる回数が多い、なかなかターフが取れないという人は、クラブがインサイドから入りすぎている可能性が高い...
2017/01/25女子プロレスキュー!

ボール3個ドリルで飛距離アップ! 木戸愛

“ドライバーの安定感”をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーの悩み】 「ドライバーでいい当たりもあるのですが、思うように距離が出せません。もっと安定して飛距離を出すにはどうすればよいですか?」 【木戸愛のレスキュー回答】 飛距離アップにとても重要なことは、全身を効率よく使えているかどうか。飛距離に悩む大半のゴルファーは体全身を上手く使えておらず、腕の力に頼った“手打ち”のスイングになってしまっています。今回はまず“下半身”を上手く使うための練習法をお教えします。 【練習法】ボールを3個並べての連続打ちが◎ 安定して飛距離を上げるには、下半身をどう動かせばよいかが鍵になります。そこで私が実...
2017/03/01女子プロレスキュー!

コンパクトに振るためには? 木戸愛

“コントロールショット”をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーMさんの悩み】 「コントロールショットを打つ際、アドレスやスイングでフルショットと違う点はありますか?」 【木戸愛のレスキュー回答】 コントロールショットでは、なるべくスイングをコンパクトにすることが重要です。今回は、コンパクトに振るためのポイントをいくつかお伝えします。 “スタンス”はやや狭め 最初のポイントは、スタンスです。スイングをなるべく小さくしたいため、スタンスを通常のスイング時よりやや狭くします。狭くすると体の軸がブレにくかったり、体の回転がしやすくなることで、より精度を高められるメリットがあります。 “左足つま...
2017/03/12女子プロレスキュー!

アプローチも「バウンス」を使えばミスしない 木戸愛

“アプローチショット”をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーFさんの悩み】 「アプローチは『ソールを滑らせれば簡単!』と聞きますが、ソールを滑らせるためにはどうすればよいのですか?」 【木戸愛のレスキュー回答】 ソールを滑らせるには、“バウンス”を使えているかどうかがポイントとなります。バンカーショットではバウンスを使うのが基本と認識している人が多いと思いますが、実はアプローチも同じことがいえますよ! “バウンス”がソールを滑らす “バウンス”はその形状から、ヘッドを前に押し出す役割を果たしてくれます。たとえヘッドがボールの手前に落ちたとしても、バウンスが地面と接していれば、ヘッドは芝に潜ら...
2017/04/02女子プロレスキュー!

ボールの上半分を打てば決めきれる! 木戸愛

“勝負どころのパッティング”をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーUさんの質問】 「勝負どころのパットがなぜかカップに蹴られたり、ショートしたり、決めきることができません。バーディやパーを当たり前のように拾っていくプロの皆さんは、どのように打っているのですか?」 【木戸愛のレスキュー回答】 私も大事なパットが決まらず、何度も悔しい思いを味わっているので、この悩みは痛いほど分かります。今回は私もパットに悩む1人のゴルファーとして、理想としている形をお教えします♪ ボールの上半分を当てて“順回転”を生む カップに吸い込まれるボールを打つために、意識していることはボールの“上半分”を打つことで...
2017/03/19女子プロレスキュー!

アプローチ下手なら「始動」をチェンジ! 木戸愛

“アプローチの安定感”をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーWさんの悩み】 「アプローチが大の苦手です。ライがいい花道からチャンス!と思うときに限って、いつもザックリ。ピンはすぐそこなのに…。どうしたらアプローチのミスがなくなるでしょうか?」 【木戸愛のレスキュー回答】 どのショットでも同じですが、特にアプローチではミスを防ぐための“動き出し”があります。今回は、ショットの始動までで押さえてほしい2つのポイントをお伝えします。 “右肩”をやや前に出す ポイント1つ目は、アドレス時の“右肩”の向きです。フィニッシュで右肩が後方に残らないイメージをつくるためにも、右肩を軽く前に出したアド...