2018/07/22女子プロレスキュー!

ダフリ・トップを抑える上半身チェック 金澤志奈

「アイアンの応急処置」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーKさんの悩み】 「調子が落ちると、アイアンでダフリやトップのミスが頻発します。ラウンド中にできる応急処置はありますか?」 【金澤志奈のレスキュー回答】 ダフリとトップはまったく違うミスですが、原因は同じだと考えています。正しいスイング軌道の修正が求められますが、今回はミスを最小限に抑えるためのラウンド中のチェックポイントに絞ってお話ししたいと思います。 1.「両肩」の傾きをチェックする アドレス時の両肩の角度をチェックしてみてください。「ドライバーではアッパーブローのスイングが求められるので角度をつけるべきだけど、アイアンはダウンブ...
2018/08/12女子プロレスキュー!

つま先上がりは“半・手打ち”で大丈夫 金澤志奈

「つま先上がり」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーHさんの悩み】 「つま先上がりが苦手です。コンパクトに振ることを心がけていますが、飛距離が極端に落ちてスコアも崩してしまいます。どうしたら良いですか?」 【金澤志奈のレスキュー回答】 前傾角度を浅くして打つ「つま先上がり」は、コンパクトに振る意識だけでは、上体の回転がストップして手打ちになりやすいです。“手打ち”ではなく、“半・手打ち”のコンパクトスイングで攻略しましょう! 1. 力感は失わない “半手打ち”というのは、実際には手打ちに感じるくらいコンパクトにスイングするという意味です。“手打ち”と異なる点は、体の力感は失わないこと。それ...
2018/03/11女子プロレスキュー!

バンカー脱出は“右手”でフワリ 川崎志穂

「ガードバンカー」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーAさんの悩み】 「グリーン周りのガードバンカーで、いつも砂を取りすぎたりたり少なすぎたり、距離感が合わず悩んでいます。イメージ通りに脱出できる方法はありますか?」 【川崎志穂のレスキュー回答】 ガードバンカーからうまく脱出するには、ヘッドを入れる位置と取る砂の量が適切であることがポイントです。砂を爆発させてフワリとボールを浮かせる理想的なエクスプロージョンショットを放つためのイメージ術をお話しします。 1. 手前にヘッドを入れる 適度なエクスプロージョンショットを放つには、ボール1個分手前にヘッドを入れる必要があります。遠すぎるとダフり...
2018/06/03女子プロレスキュー!

絶対にザックリしない“新三角形” 岡村優

「アプローチのザックリ対策」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーYさんの悩み】 「グリーン周りで、難しいライではないのに必ずザックリしてしまいます。何か良い対策法はありますか?」 【岡村優のレスキュー回答】 アプローチでザックリさせないために注意しているのは、右肩と右手の手首とヘッドを結ぶ三角形をフィニッシュまで崩さないことです。これまでのレッスンでよく見かける“三角形”とは、ちょっと違う点をご紹介します♪ 1. これまでの三角形はポイントが複雑 これまでの“三角形”は、両肩とグリップを結ぶものでした。この三角形をフィニッシュまでキープすることで、体の回転でストロークができ、手首の角度も保...
2018/04/15女子プロレスキュー!

お尻をツン♪で苦手のウッドを克服 岡村優

「FWの打ち方」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーHさんの悩み】 「フェアウェイウッド(以下FW)がいつも当たらず、苦手意識を持っています。効果的な改善策はありますか?」 【岡村優のレスキュー回答】 FWが当たらない人の傾向として、スイング中に上体とボールとの距離が遠くなったり近づいたりいつも一定ではない点が挙げられます。FWを得意にするには、前傾角度をキープすることが求められます。 1. お尻が上向きならOK♪ 前傾角度を保つには、スイング自体を直すのではなくアドレスのチェック項目を見直すことが効果的です。チェックポイントは、お尻の向き。アドレスに入った直後、お尻がツン♪と上を向いてい...
2018/11/25女子プロレスキュー!

バンカー越えは上げずに上がる構え方 セキ・ユウティン

「バンカー越えショット」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーHさんの悩み】 「バンカー越えのショットで、ピンが手前のシチュエーションが苦手です。ボールをフワっと思い通りに上げるには、どうしたら良いですか?」 【セキ・ユウティンのレスキュー回答】 ボールを高く上げるには、スイングではなくアドレス時の姿勢が重要です。ボールを「上げる」のではなく「上がる」ための体勢づくりで対応しましょう。 1. 体の軸を右に傾ける スイングの動きでボールを上げにいくと、軌道が安定せずダフリやトップのミスが起こりやすくなります。アドレスで体の軸を右に傾け、無理なくボールを上げる体勢をとりましょう。 2. 軸は...
2018/04/08女子プロレスキュー!

ドローを打つための左ひじの使い方 岡村優

「ドローの打ち方」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーAさんの悩み】 「多くの女子プロ選手が持ち球にしているドロー弾道を打つポイントを教えてください」 【岡村優のレスキュー回答】 ドローを打つにはフェースの開閉を抑えることがポイントです。インパクトでフェースが開けば、ボールがつかまらずスライスに。シャフトが寝て入るとプッシュ。それを嫌がってフェースを返せばチーピンになってしまいます。 1. 左わきの“開き”は厳禁 フェースの開閉を抑えるためには、左腕の状態が非常に重要です。特にダウンスイングで左わきが開くと、手元が体から離れ、シャフトが寝て入りやすくなります。ボールをつかまえてドロー回転を...
2018/04/01女子プロレスキュー!

逆打ち素振りで飛距離アップ 岡村優

元“金メダル候補” 優ちゃん登場♪♪ 今回から登場するのは、5歳から始めたレスリングで小学生の頃に全国大会4連覇を成し遂げたという逸材、岡村優プロ。いまはゴルフで頂点を目指す彼女が、ドライバーからパッティングまで、スキルアップに欠かせない上達のヒントをわかりやすくレッスンしてくれる。 「飛距離アップ」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーEさんの悩み】 「思うようにドライバーショットが飛びません。飛距離を伸ばすにはどうすれば良いですか?」 【岡村優のレスキュー回答】 飛距離アップさせるには、両肩を深く回したり、体の軸をぶれさせなかったり、正しい体の動かし方が重要です。そこで私がいつも行ってい...
2018/04/22女子プロレスキュー!

5番アイアンを打ちこなすには? 岡村優

「ロングアイアンの打ち方」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーZさんの悩み】 「5番アイアンをバッグに入れていますが、当たらないのでめっきり出番が減っています。ロングアイアンをやさしく打つ方法を教えてください」 【岡村優のレスキュー回答】 ロングアイアンのミート率を上げるには、レベル(平らな)軌道で振ることがポイントです。今回はレベルで振ることができるための練習法と準備法をお教えします。 1. 高めのティアップで練習する まず1つ目は、高めにティアップしたボールを打つ練習法です。ボールだけを狙い打ち、やや低めの弾道が出るように打っていきます。ティも一緒に当たってしまっているようなら、レベル...
2018/10/14女子プロレスキュー!

ウッドとアイアンで打ち方は一緒? セキ・ユウティン

「フェアウェイウッドでのショット」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーKさんの悩み】 「フェアウェイウッド(以下FW)が苦手です。そもそもFWなどの長いクラブと、アイアンやウェッジなどの短いクラブで、打ち方は同じなのでしょうか?」 【セキ・ユウティンのレスキュー回答】 特別なスイングの違いはありません。FWもアイアンも同じように考えたほうが、ミスを抑えられるからです。唯一違いをあげるとするなら、ボールをとらえる軌道だけです。 1. ボール位置を変えるだけ アッパー軌道のドライバー(以下1W)ショットに対し、アイアンはダウンブローの軌道になります。その中間であるFWは、レベルブローからややダ...
2018/10/07女子プロレスキュー!

4拍子なら朝イチでも曲がらない セキ・ユウティン

「朝イチのティショット」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーMさんの悩み】 「いつも朝イチでは体がガチガチになり、大きく右に曲げてしまいます…。どうしたら防ぐことができますか?」 【セキ・ユウティンのレスキュー回答】 朝一番のティショットは、プロでも緊張する一打です。そこで私が思うティショットを曲げないための考え方と対策法をお教えします。 1. 細かいスイング意識は二の次 朝イチショットでミスしてしまう人は、スイングの動きにとらわれすぎていることが多いです。こういうふうに振ろうとか、腰を切ろうとか…。私は、リズムさえ崩さなければ大きなミスは出ないと信じて挑んでいます。 2. 「1、2、3...
2018/12/16女子プロレスキュー!

利き手で異なるフック・スライスの狙い方 セキ・ユウティン

「フック・スライスのパット」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーWさんの悩み】 「フックやスライスの傾斜が強くなると、タッチもラインも合わなくなってしまいます。プロはどのようなことに気をつけていますか?」 【セキ・ユウティンのレスキュー回答】 大きく曲がる傾斜でうまくラインに乗せてカップインさせるには、カップに入るまでのイメージを膨らませて、どのように狙っていくかが重要です。 1. 利き手と逆側に曲がるラインは読みやすい 私はラインによって狙い方を変えています。理由はどうしても利き手と逆側に曲がるライン(右利きなのでフック)のほうが、利き手側に曲がるライン(右利きなのでスライス)よりも、イ...
2018/12/09女子プロレスキュー!

パットでもアッパーブローorダウンブローを意識する セキ・ユウティン

「上り・下りのパット」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーYさんの悩み】 「上り傾斜でオーバーしたかと思えば、下り傾斜は大きくショート…。上り・下りのパットで距離感を合わせるにはどうしたら良いですか?」 【セキ・ユウティンのレスキュー回答】 上り・下りの傾斜では、ある程度近い距離でなければ、方向性よりも距離感を合わせることのほうが重要です。私はボールの回転を意識して、イメージを膨らませながら距離感を出しています。 1. ボールの回転をイメージする プロでも上りではショートすることが多いですし、下りではオーバーしてしまう場合が多いです。そこで重要になってくるのが、ボールの回転を意識すること。...
2018/12/02女子プロレスキュー!

スピンショットは手首で打ち分ける セキ・ユウティン

「スピンショット」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーDさんの悩み】 「スピンの効いたショットが打ちたいです。高さをコントロールしながらスピンをかけるには、どうしたら良いですか?」 【セキ・ユウティンのレスキュー回答】 スピンを効かせながら弾道の高さを打ち分けるには、ボール位置と手首の使い方が重要です。スピンショットと聞くと難しく考えてしまいますが、ポイントをおさえれば意外と簡単なので、ぜひコースで試してみてください。 1.【弾道低め】ボール位置は右足寄り ボールを低く打ち出したい時には、アドレスでスタンス幅を狭くし、ボールは真ん中よりボール1個分だけ右足寄りに置きます。フェース面はスクエ...
2018/11/18女子プロレスキュー!

バンカーショットは“なるはや”で セキ・ユウティン

「バンカーショット」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーRさんの悩み】 「ピンまで10~20ydほどのガードバンカーが苦手です。いつもホームランやザックリばかり…。どのような点に注意して振っていけば良いですか?」 【セキ・ユウティンのレスキュー回答】 前回、基本の打ち方である3本のラインを想定したセットアップ法をお伝えしましたが、今回はその後のスイングで、頭に入れてほしいちょっとしたコツについてお話しします。 1. 小さく速く振る ピンまで距離のない設定では、とにかく思いきりが重要になります。ミスの原因は体の軸がブレたり、わきが緩んでしまうこと。これを防止するには、ミスを恐れずに振り幅を小...
2018/11/11女子プロレスキュー!

バンカー攻略の基本は3本ライン セキ・ユウティン

「バンカーショット」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーWさんの悩み】 「バンカーが大の苦手です。基本的な打ち方を教えてください」 【セキ・ユウティンのレスキュー回答】 バンカーショットが成功するかどうかは、アドレスで決まると言っても過言ではありません。正しいセットアップができれば、簡単に脱出することができます。 1.“3本ライン”をイメージする アドレスで私が意識しているのは、飛球方向に描く3本のラインです。ボールと目標を結んだターゲットラインと、左右に向けて広げた1本ずつのライン。左右のラインはターゲットラインから同じ一定の角度で伸ばします。 2. ラインの角度を調整する ターゲット...
2018/11/04女子プロレスキュー!

低スピンショットは8時だョ!全員習得 セキ・ユウティン

「パンチショットの練習法」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーQさんの悩み】 「前回教えてもらったパンチショットをマスターするためには、どのような練習をしたら良いですか?」 【セキ・ユウティンのレスキュー回答】 パンチショットでは、高さや左右の曲がり幅を抑えるために、ボールに余計なスピンをかけないことが求められます。今回は低スピンになる効果的な練習メニューをお教えします。 1. スイングは始動がカギ スピン量を抑えてボールを打つためには、とにかく始動が重要と考えています。アドレス時の腕とクラブの関係を変えず、上体を回転しているかがカギになるからです。 2. “8時”で止める素振り テーク...
2018/10/28女子プロレスキュー!

パンチショットはチラッとでも上から狙ってはダメ セキ・ユウティン

「パンチショット」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーTさんの悩み】 「高さを抑えて強くまっすぐ飛ばすパンチショットの打ち方を教えてください」 【セキ・ユウティンのレスキュー回答】 球の高さを抑えてコントロール性が高くなるパンチショットは、風の影響を受けず、ピンを狙うには覚えておきたい打ち方です。 1. 上からヘッドを振り下ろすのはNG 間違った考え方として、球の高さを抑えようとクラブヘッドを上からぶつけるように振り下ろしてロフト角を立てて打つ人がいます。ですが、これではスピン量が増えてしまい、より高さが出てしまいます。 2. レベルブローで打つ ボールを低く強く打つには、スピン量を抑え...
2018/09/16女子プロレスキュー!

ショートパットに強くなる3つのドリル 金澤志奈

「ショートパット」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーBさんの悩み】 「ショートパットではいつもカップに嫌われて外してしまいます。ストロークを安定させるための練習法を教えてください」 【金澤志奈のレスキュー回答】 距離が短いほど、ボールを芯でとらえることが大切になります。私がやっているパットの精度を高める練習ドリルをご紹介します。 1. ティとティの間を通すドリル 左右の打点を安定させるための練習法として、ヘッドのトウ側とヒール側にそれぞれ一本ずつティを挿します。その間のスペースを通すようにストローク。最初から狭い幅で行うと難度が高いので、ある程度広い状態で何度打っても当たらなくなってから...
2018/05/13女子プロレスキュー!

風の読み方 いまさら聞けない基本のキ 岡村優

「風の読み方」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーNさんの悩み】 「アゲンストだと思って打ったらオーバーしたり、フォローだと思って打ったらショートしたり…風の対応がまったくできていません。プロはどのように風を読んでいるのでしょうか?」 【岡村優のレスキュー回答】 チグハグなプレーの要因が、スイングではなく、風をちゃんと計算していないからというケースは意外と多いものです。そういった方は「何となく」で読んでいませんか? 今回は知っているようで意外と知らない風の正しい読み方を学びましょう♪ 1.“あの動作”でティグラウンド上をCheck 最初にチェックするのは、ティグラウンド上の風向きです。芝を...