2016/10/17新製品レポート

「すべてにおいて前モデルより進化」タイトリスト 917 F2 フェアウェイウッド

【ミーやん】従来の915シリーズには915 Fと915 Fdの2モデルがありましたが、新作の917シリーズでは『917 F2』と『917 F3』という2モデルになりました。ドライバーの917 D2と917 D3からの流れで、名称を変更したと思われます。 【ツルさん】『917 F2』と『917 F3』の違いは、ヘッドサイズとロフトバリエーション。今回試打する『917 F2』には、13.5度から21度までの5種類のロフト角が用意されていますが、ヘッドが小ぶりの『917 F3』には13.5度と15度しかありません。こちらの『917 F2』のほうがスタンダードモデルと言えますね。 【ミーやん】『917...
2016/10/13新製品レポート

「ヘッド形状とデザインが良くなった!」テーラーメイド グローレ F2 アイアン

【ミーやん】今回試打するのは、発売したばかりのグローレ F2 アイアンです。テーラーメイドというと、ウッドを作るのが上手いメーカーというイメージで、正直アイアンの評価はイマイチ。今回は、テーラーメイドも相当に気合いを入れて開発したとか。 【ツルさん】ヘッドは2ピース構造になっていて、ボディは軟鉄鋳造、フェースはクロモリ鋼のフォージド。ソールに貫通型のスピードポケットを搭載しているのは従来どおりですが、新モデルではL字型のカップフェースが採用されているのが特徴ですね。 【ミーやん】ヘッドサイズは、少し大きめでグースが付けられています。前モデルと比べると、すっきりとしたヘッド形状になって構えやすく...
2016/10/12新製品レポート

「コントロールして飛ばせる兄弟モデル」タイトリスト 917 D3 ドライバー

【ミーやん】さて、今回は『917 D3』を試打します。前回の『917 D2』はかなり好感触でしたが、こちらはどうでしょうね?ヘッド体積は440cc。クセのない洋ナシ型のヘッド形状のモデルです。 【ツルさん】構えやすいのは、断然こちらの『917 D3』ですね。440ccのヘッドは、威圧感があるほど小さくは見えませんし、ヘッドをボールの後ろにセットしたときにオープンフェースになりすぎないのもいいですね。ニュートラルなネックポジションでも、スクエアにヘッドをセットしやすい。ロフト9.5度にしては、フェースもよく見えます。 【ミーやん】なるほどー。打ってみると、『917 D2』よりもシビアなクラブに感...
2016/10/31新製品レポート

「ロフト角が立ち気味のアスリート系」本間ゴルフ TW737 Vs アイアン

【ミーやん】本間ゴルフのアイアンには、現在5モデルがラインナップされています。谷原秀人プロの要望で作られたヘッドが大ぶりのブレードタイプ『TW-BM』のほか、TW737シリーズが4モデルです。4つのうち『TW737 P』というのがポケットキャビティで、他の3つはハーフキャビティ。そんで今回試打するのは、『TW737 Vs』というハーフキャビティです。 【ツルさん】なるほどー。5モデルもあると説明も大変ですね(笑)。ハーフキャビティの3つは、兄弟モデルというよりも三つ子のようなモデル。一見しただけでは、どこが違うのか分かりません。3モデルのいちばんの違いはロフト角で、7番アイアンで比べると2度ず...
2016/10/27新製品レポート

「イ・ボミが使用する本格仕様ドライバー」本間ゴルフ TOUR WORLD TW737 450 ドライバー

【ミーやん】契約プロが大活躍していて、ここ数年で勢いを増している本間ゴルフ!新シリーズのTOUR WORLD TW737(※以下TW737)には、ドライバーが4モデルも用意されています。今回試打するのは、イ・ボミや小田孔明が使用している『TW737 450 ドライバー』。比較のために藤本佳則や岩田寛が使用している『TW737 455 ドライバー』も用意しました。 【ツルさん】4つのモデルは、ヘッド体積、ヘッド形状、重心位置が異なっています。複数のプロの好みやニーズに合わせた結果、この4モデルになったのだと思いますが、はっきり言って一般のゴルファーには違いが非常に分かりづらい(笑)。自分で構えて...
2016/10/26新製品レポート

「心地よい打感の新素材を採用」プロギア RED チタンフェースアイアン

【ミーやん】今回試打するのは、プロギアのREDシリーズ アイアン。従来どおりにチタンフェースを採用したアベレージ向けモデルです。ボディは、光沢を抑えたソフトステンレス。ヘッドの重心を低くするタングステンも搭載されています。 【ツルさん】新モデルには、「FLASH ONE」という新たな振動減衰材も採用されました。薄いチタンフェースによる打感の嫌な振動を、新素材によって抑えているとか。さっそく試打してみましょう。 【ミーやん】なるほどー、打ってみるとフェースの弾きがありつつ、マイルドさが備わっています。絞まった打音がして、フェースでボールを押し込むような心地良さがありますよ! 【ツルさん】新素材に...
2016/10/24新製品レポート

「ラクに振っても飛ばせる超軽量モデル」プロギア RED ドライバー

【ミーやん】アベレージゴルファー向けのプロギアのREDシリーズに、新モデルが登場しました。前作はソールが金ピカだったりして、いかにもシニア向けのクラブといった見た目でしたが、新モデルはブラック基調のカラーリングになりました。従来までの印象がガラリと変わって、ずいぶんカッコよくなりましたよ! 【ツルさん】デザインが若々しく、スタイリッシュになりましたよね。ヘッドの設計にも進化が加えられています。RSシリーズで採用されている「Wクラウン設計」が『RED ドライバー』にも取り入れられていて、フェースの高初速エリアがさらに広がっているとか。46インチの長尺なのに、クラブ総重量が269グラム(M-40シ...
2016/10/10新製品レポート

「驚くほど安定して飛ばしやすい」タイトリスト 917 D2 ドライバー

というワケでもないので。 【ミーやん】次回は兄弟モデル『917 D3』を試打しますが、こちらも楽しみですね!純正シャフトについても次回にレポートすることにしましょう。コーフン冷めやらぬまま、今回はこれにて終了です(笑)。 メトログリーン東陽町
2016/11/10新製品レポート

「軽量スチールのアイアンと相性よし」ダンロップ スリクソン Z H65 ハイブリッド

【ミーやん】前回は同シリーズの『F65 フェアウェイウッド』を試打しましたが、今回はユーティリティです。こちらのモデルにも「アークサポートチャネル」という溝がクラウンに搭載されています。 【ツルさん】クラウンの段差は、構えやすさにも貢献していますよね。ターゲットに対して、ヘッドをスクエアにセットしやすいです。ヘッドは面長。シャフトの中心軸上にフェースのトップラインが位置しているのも、構えやすさのポイントですね。どちらかというと、アイアンのイメージで構えやすいタイプのユーティリティです。 【ミーやん】前回試打した『F65 フェアウェイウッド』と同じように、ボクのスイングでは少し球が上がりづらい。...
2016/09/22新製品レポート

「打ちやすさが劇的に変わる」フジクラMCI SOLID/MILD ウェッジシャフト

【ミーやん】今回試打するのは、フジクラのウェッジ用に開発されたカーボンシャフト。SOLID(ソリッド)とMILD(マイルド)の2種類があって、ソリッドは先中調子、マイルドは中元調子に設計されています。ゴルファーによって、ウェッジのシャフトにも合うタイプがあるらしいですよ。 【ツルさん】僕は以前にも試打したことがあって、ソリッドが気に入っています。ミーやんにはどちらが合うか、ぜひ確かめてみてください。 【ミーやん】まずは30ヤードを狙って打ってみますね。ふむふむ、なるほど・・・。ボクはマイルドのほうがいいですね。計測結果を見ても、マイルドのほうがスピンを掛けやすい! 【ツルさん】中元調子のマイル...
2016/09/21新製品レポート

「右にミスしない大型ヘッド」ヨネックス EZONE XPG タイプHD ドライバー

【ミーやん】すでに発売中のXPGシリーズに、追加モデルとして登場したのがこちらの『XPG タイプHD ドライバー』。カーボンクラウンやタングステン搭載グリップなどの構造は同じですが、ヘッド形状と重心設計が変えられていて、ハイドローを打ちやすい設計になっているそうです。 【ツルさん】最初から2モデルを出さなかったということは、シリーズの発売後に「もう少しラクに球をつかまえたい」という声が多かったのかも知れません。丸くて扁平感があって大きく見えるヘッドは、すでに発売されているスタンダードモデルとそっくりです。シャフトも同じものが採用されています。ヘッド設計だけでどのように弾道が変わっているのか、確...
2016/09/28新製品レポート

「しなりを感じやすい手元調子」USTマミヤ ATTAS PUNCH

【ミーやん】アッタスのシリーズは、早くもこれで八代目になります。その名も「PUNCH(パンチ)」。数字の「8」にちなんでパンチと命名しているようです。鮮やかなイエローのカラーリングが目を引くシャフトですね。 【ツルさん】「アッタス パンチ」は、「アッタス3(サンジョウ)」の後継モデルになるそうです。ということは、手元がしなるタイプのシャフトなんでしょうね。どのように進化しているのか試打して確かめてみましょう。まずは、ミーやんからどうぞ! 【ミーやん】ウッシッシ、これは好感触ですよ!切り返しで手元がしなって、タイミングを取りやすい。そのおかげで芯に当てやすい。 【ツルさん】ミーやん、ナイスショッ...
2016/09/26新製品レポート

「弾きを引き出しやすい万人向け」フジクラ Speeder Evolution III

【ミーやん】走りと弾きで好評のスピーダー エボリューションから第三弾が登場しましたよ。赤を基調にしたカラーリングで、通称は「赤エボ」。初代(青エボ)と二代目(エボII)のいいとこ取りをしたシャフトだそうです。 【ツルさん】初代の青エボは、手元がしっかりしていて先中が走るシャフト。二代目のエボIIは、手元がしなりつつも中間がしっかりしていて弾き感が得られるシャフトでした。三代目はどんなチューニングがされているのか。楽しみですね。 【ミーやん】50グラム台の569と60グラム台の661、どちらもフィーリングはエボIIのほうに近いです。しなりを感じやすくて、切り返しのタイミングが取りやすい。それにエ...
2016/09/12新製品レポート

「削り出しに新デザインのTR溝を搭載」ピン ヴォルト アンサー2 パター

【ミーやん】国内女子メジャー「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」で優勝した鈴木愛プロが使用していたパターです。VAULT(ヴォルト)というのは、ツアーで優勝したパターを黄金で制作し、そのパターを保管している米国ピン本社の倉庫の名前です。素材と製法にこだわった高級モデルで、ブレード型2モデル、マレット型2モデルがラインナップされています。 【ツルさん】ブレード型のヘッドは、303ステンレスの削り出し。ミーリングされたフェース面もインサートではありません。打点がズレたときでも同じ転がりが得られる独自のTR溝は、従来は横線だけで構成されていましたが、ヴォルトシリーズではキレイな曲線の組み...
2016/09/08新製品レポート

「意外に強い球が打てる軽量長尺」マルマン マジェスティ プレステジオ 9 ドライバー

【ミーやん】高級ブランドのマジェスティのなかでも、フラッグシップモデルになるのがプレステジオ。長さは、メーカーカタログ値で47.5インチ。R&Aの計測方式だとルール限界の長さなのに、総重量260グラム台という超軽量ドライバーです。お値段にもビックリなんですが、長さと軽さにもビックリのクラブです。 【ツルさん】お値段、23万円(税抜)ですからねー。フェースもソールも、まばゆいばかりに金ピカ。一点のゆがみもないように、職人さんによって磨きが掛けられています。高級ブランドだけあって、マジェスティはクラブの仕上げだけでなく、歴代モデルが性能にも優れているんですよね。この新作も試打するのが楽しみです。 ...
2016/09/07新製品レポート

「1度刻みでロフト角を選べる」ミズノ T7 ウェッジ

【ミーやん】ミズノの新しいウェッジは、なんとロフト角が1度刻みでラインアップされています。44から62度まで、バウンス角の違いを入れると25モデルもあります。55度や57度の奇数ロフトは別注対応になっていますが、それにしてもスゴイですね。 【ツルさん】ミズノはこの新ウェッジで、ヘッドスピードによって飛距離が違うのでロフト角を選びましょうという啓発をしています。例えば100ヤードを打ちたい場合、ヘッドスピード46ms/ならロフト角54度、42m/sだとロフト角50度が最適なロフト角になります。ロフト角ありきで距離を考えるのではなく、打ちたい距離からロフト角を選びましょう、という話です。ゴルフは距...
2016/09/05新製品レポート

「いかにもミズノらしい軟鉄鍛造」ミズノ MP-66 アイアン

【ミーやん】MPシリーズの最新作が『MP-66』です。ミズノの養老工場のクラフトマンがプロの要望に応えて、球を包み込んで打てるイメージのヘッド形状に仕上げたとか。いわゆる“和顔”と呼ばれるヘッド形状が採用されています。 【ツルさん】ヒール側が少し高くて、トウ側の頂点がヒール側に寄っていると“和顔”に見えるんですよね。もちろん、そこにはクラフトマンの繊細な技があるんですが、そのあたりを詳しく知りたい方は、ミズノの公式ウェブサイトをチェックしてみてください(笑)。 【ミーやん】ツルさん、ちょっと疑問なんですけど。そもそもミズノって、日本のクラブメーカーでしょう。“和顔”っていうのは当たり前だと思う...
2016/08/24新製品レポート

「軽快に振れてバツグンにつかまる」ヤマハ インプレス UD+2 ドライバー

【ミーやん】プラス2番手の飛距離が得られる“ぶっ飛びアイアン”として大ヒットしたヤマハの『インプレス UD+2 アイアン』。それがシリーズとなって新登場しました。今回試打するのは、そのドライバーです。 【ツルさん】オフセットが付いたヘッド形状をしていて、球がつかまってくれそうな雰囲気のドライバーです。このドライバーは、固定式のネックが採用されているのも特徴ですね。どんな工夫で飛ばせるように作られているのか、試打して検証してみましょう。 【ミーやん】いやー、球がよくつかまります。ボクが打つと中弾道の軽いフックボール。ロフト角9.5度でもよく上がってくれますね。それと金属的な澄んだ打音が心地いい♪...
2016/08/22新製品レポート

「引っ掛けづらい強弾道モデル」ダンロップ スリクソン Z765 ドライバー

【ミーやん】以前にヘッド体積460ccの『スリクソン Z565 ドライバー』を試打しましたが、今回はヘッド体積445ccの『スリクソン Z765 ドライバー』。契約プロの多くが使うと思われるメインモデルです。 【ツルさん】『スリクソン Z565 ドライバー』よりもシャープ感があって、球筋を打ち分けやすそうな顔つきですね。難しそうにも感じませんし、ちょうどいい投影面積ですね。フェース角はスクエアに見えますが、ロフト角は見えづらい。試打クラブのロフト角は9.5度の表記で、実際のロフト角(リアルロフト角)もそのぐらいでしょう。 【ミーやん】ボクが普通に打つと、強烈なプッシュスライス!頑張って球をつか...