米国選抜が再びリードを広げる!
2007/09/30 13:36
カナダにあるザ・モントリオールGCで開催されている米国選抜VS世界選抜のチーム対抗戦「プレジデンツカップ」の3日目。前日、世界選抜の追撃を許した米国チームがフォアサム方式ラウンドで全勝。大会連覇へ向けて大きく前進した。
3日目はフォアサム、フォアボールの両方式のラウンドが5試合ずつ実施された。まず実施されたのは、ペアが1つのボールを交互に打ち進めるフォアサム方式。このラウンドでは、何と米国チームが全勝。しかも、うち4試合が最終ホールを待たずして決着がつくという一方的展開で、追撃体制を築きつつあった世界選抜の勢いを止めて見せた。
続いて実施された、ペアの好スコアを採用して進めていくフォアボール方式のラウンドでは、少しでも差を縮めたい焦る世界選抜に対し、それをかわす余裕の米国チームという図式が成立。結局、世界選抜が勝利を収めたのは、アーニー・エルス(南アフリカ)、マイク・ウィア(カナダ)組と、前日タイガー組を撃破したビジェイ・シン(フィジー)、スチュアート・アップルビー(オーストラリア)組という、エース級を投入した2試合のみに止まり、通算成績は14.5対7.5と米国チームが大きくリード。米国チームが極めて有利な状況で最終日のシングルス戦を迎えることとなった。