2008年 ドイツバンク選手権

シン強し!大逆転で2連勝!今田竜二は13位タイでフィニッシュ

2008/09/02 11:34
プレーオフ2連勝を飾ったビジェイ・シン。FedExCupと賞金王のタイトルに大きく前進した。(Hunter Martin/Getty Images)

マサチューセッツ州にあるTPCボストンで開催されている、米国男子ツアー第34戦「ドイツバンク選手権」の最終日。ビジェイ・シン(フィジー)が、ベストスコア「63」をマークし逆転。2週連続優勝を果たしている。

3位タイからスタートしたシン。立ち上がりの2番でイーグルを奪い、勢いに乗ると、その後、6番から連続バーディをマーク。後半、11番でバーディを奪い、単独首位に立った後は13番から連続バーディで独走態勢に。ラストも連続バーディで締めくくり、通算22アンダー。2位に5打差をつける大勝で、プレーオフ2連勝を果たした。

単独2位につけたのはマイク・ウィア(カナダ)。単独首位からスタートしたウィアは、前半2バーディを奪うも、9番でダブルボギーを叩いて、シンに並ばれてしまう。後半、シンに逆転を許した後は、離される一方で、最終的に通算17アンダー。単独2位でフィニッシュしている。

通算14アンダー、3位タイには、アーニー・エルス(南アフリカ)と、カミロ・ビジェガス(コロンビア)。どちらも伸び悩み、シンの独走を許してしまった。通算13アンダー、5位タイにはセルヒオ・ガルシア(スペイン)ら2人。そして、11位タイからスタートした今田竜二は、ボギーが先行する苦しい内容で、通算10アンダーにスコアを落とし、13位タイでフィニッシュしている。

2008年 ドイツバンク選手権