2度目のコロナ陽性から復帰戦ラームが単独首位 松山英樹は7打差25位

◇米国男子プレーオフ第1戦◇ザ・ノーザントラスト 2日目（20日）◇リバティーナショナルGC（ニュージャージー州）◇7410yd（パー71）

首位タイから出た世界ランキング1位のジョン・ラーム（スペイン）がボギーなしの4バーディ「67」で回り、通算12アンダーで単独トップに浮上した。自身2度目の新型コロナウイルス陽性判定を受けて「東京五輪」を欠場し、今大会が復帰戦。予選ラウンド36ホールをノーボギーとブランクを感じさせないプレーを見せている。

1打差2位にトニー・フィナウが続き、10アンダー3位に「東京五輪」金メダリストのザンダー・シャウフェレ、初日首位タイのジャスティン・トーマス、キース・ミッチェルが並んだ。

フェデックスカップランキング2位のジョーダン・スピースが「62」をマークし、ブルックス・ケプカとともに8アンダー10位まで急浮上。

松山英樹は9バーディ、3ボギー1 トリプルボギーの「68」。通算5アンダー25位で週末を迎える。

昨季年間王者のダスティン・ジョンソンはイーブンパー76位とカットラインに1打及ばず予選落ち。同じく76位のアダム・スコット（オーストラリア）は開幕前の時点でポイントランク82位だったため、上位70人による次週「BMW選手権」（メリーランド州ケイブスバレーGC）進出を逃した。

ポイントランク1位のコリン・モリカワは2オーバー97位で初戦を終えた。