ハリス・イングリッシュが8ホールのPO制す 小平智は36位
2021/06/28 09:20
◇米国男子◇トラベラーズ選手権 最終日(27日)◇TPCリバーハイランズ(コネチカット州)◇6841yd(パー70)
ハリス・イングリッシュがクラマー・ヒコックとのPGAツアー史上2番目の長さに並ぶ8ホールのプレーオフを制し、「セントリートーナメント・オブ・チャンピオン」に続くシーズン2勝目、ツアー通算4勝目を挙げた。
2打差6位から出たイングリッシュが6バーディ、1ボギーの「65」をマーク。通算13アンダー単独首位でホールアウトすると、首位から初優勝を狙うヒコックが最終18番でバーディを奪うなど「67」で追いついてプレーオフへ。互いにパーを並べる展開が続き、イングリッシュが8ホール目でバーディを奪い、パーだったヒコックを破った。
「全米オープン」では以前18ホールのプレーオフが行われていたが、サドンデス方式では1949年「モーターシティオープン」の11ホールがPGAツアー最長記録。このときは暗闇でプレーオフが続行できなくなり、ロイド・マングラムとケリー・ミドルコフの両者優勝という結果だった。
「64」のマーク・レイシュマン(オーストラリア)が12アンダー3位、アブラム・アンセル(メキシコ)が11アンダー4位で続き、10アンダー5位にはブルックス・ケプカら5人が並んだ。
ヒコックとともに首位スタートのバッバ・ワトソンは「73」とスコアを落とし、ブライソン・デシャンボーらと並ぶ7アンダー19位でフィニッシュ。
小平智は2バーディ、5ボギーの「73」。初日首位、3日目を終えて9位の好位置だったが、トータル4アンダー36位で上位を逃した。