2020年 AT&Tペブルビーチプロアマ

ミケルソン連覇へ1打差2位 小平は予選落ち

2020/02/09 09:33
小技がさえたミケルソン。連覇へ望みをつないだ(Michael ReavesGetty Images)

◇米国男子◇AT&Tペブルビーチナショナルプロアマ 3日目(8日)◇ペブルビーチGL(PB、6816yd/パー72)、スパイグラスヒルGC(SH、7035yd/パー72)、モントレーペニンシュラCC(MT、6958yd/パー71=すべてカリフォルニア州)

初日から首位を守るニック・テイラー(カナダ)が、この日もスパイグラスヒルを「69」で回って通算17アンダーとして首位を守った。だが、1打差の2位にペブルビーチで「67」をマークした前年覇者のフィル・ミケルソンが浮上。通算14アンダーの3位には、ジェイソン・デイ(オーストラリア)が続いている。

レポーターが「ミケルソン・マジック」と評したビッグレフティのラウンドだった。フェアウェイキープ9回、パーオンも9回。だが、グリーン周りの小技が冴え、22パットでボギーをわずか1つに抑える一方で6バーディを量産した。グリーンが太平洋に突き出た7番(パー3)では、奥のバンカーから見事な寄せワンでパーセーブ。「生涯で2番目に良いバンカーショットだった」と自賛した。

デイと3打離れて通算11アンダー4位にマット・エブリーケビン・ストリールマンがつけている。一方、小平智はスパイグラスヒルで1オーバー「73」とスコアを落とし、通算7オーバーで3戦連続の予選落ちに終わった。

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