2008年 ビュイックインビテーショナル

タイガーが3位タイスタート! 日本勢も上々の滑り出し

2008/01/25 20:30

米国男子ツアー第4戦「ビュイックインビテーショナル」が、カリフォルニア州のトーレパインズGCで開幕。前半のうちにスコアを伸ばしたトロイ・マッテソンが初日の首位に立っている。

今年6月にこのコースで開催されるメジャー、「全米オープン」の前哨戦としての意味合いも持つ今大会。注目は何といっても、大会4連覇を狙うタイガー・ウッズ。サウスコースをラウンドしたこの日は、4番で2008年最初のバーディを奪うと、後半に入りスコアを一気に伸ばしていく。終盤16番でボギーを叩いたものの、最終的に6バーディ1ボギーの5アンダー。優勝候補の一角、ロリー・サバティーニ(南アフリカ)らとともに、首位から2打差の3位タイでホールアウト。5ヶ月先を見据えた布石を打ちつつ、好位置でスタートを切っている。

同じくサウスコースをラウンドしたマッテソンは、前半に1ホールを挟んで3連続バーディ、2連続バーディと果敢に攻めて折り返す。後半序盤にボギーを叩くも、ラスト2ホールを連続バーディで締めくくり、7アンダー。ウッズを後ろに従え、単独首位で初日を終えている。1打差の単独2位には、ノースコースでプレーしたブラッド・アダモニスが続く。

前週に16位タイと好成績でフィニッシュした今田竜二は、今週も好調を維持。ノーボギーでラウンドして3アンダーとし、カミロ・ビジェガス(コロンビア)ら8人と共に13位タイグループを形成している。続く2アンダー21位タイにはフィル・ミケルソンら12人。今季初戦を首位タイ発進としながら途中棄権と、不本意な結果で終えた丸山茂樹は、後半巻き返して1アンダー。31位タイとまずまずの位置で初日を終えている。

上位陣だけでなく、71位タイのビジェイ・シン(フィジー)、95位タイのマーク・カルカベッキアら出遅れた実力者たちが、明日以降どんな巻き返しを見せるのかにも注目したい。

2008年 ビュイックインビテーショナル