マスターズ出場をかけた最後の戦い 石川遼が出場

◇米国男子◇シェルヒューストンオープン 事前情報◇ゴルフクラブ・オブ・ヒューストン（テキサス州）◇7441yd（パー72）

前週の「WGCデルテクノロジーズマッチプレー」終了後の世界ランキングで、50位以内に入った選手が滑り込み出場を決めた4月6日（木）開幕の「マスターズ」。メジャー今季初戦の最後のチケットがかかる戦いが、今年もテキサス州ヒューストンで開催される。

優勝者にのみオーガスタへの道が開かれる大会は昨年、ジム・ハーマンが当時37歳でツアー初勝利をマーク。池が多く絡み、高速グリーンが待つコースで首位から出て通算15アンダーで逃げ切り、マスターズ出場を果たした。

マッチプレーを欠場した前年2位のヘンリック・ステンソン（スウェーデン）、アダム・スコット（オーストラリア）、リッキー・ファウラー、ジャスティン・ローズ（イングランド）が参戦。フィル・ミケルソンは例年どおり、当地でマスターズに向けた最終調整を行う。

2月の「ジェネシスオープン」から3連勝中のダスティン・ジョンソンは出場を予定していたが、大会当週にエントリーを取り消した。

日本勢は石川遼が出場。前週の得意大会「プエルトリコオープン」で予選落ちを喫し、巻き返しを図る。

＜主な出場予定選手＞
ジム・ハーマン、ジェイソン・ダフナー、リッキー・ファウラー、J.B.ホームズ、石川遼、フィル・ミケルソン、ホン・ラーム、パトリック・リード、ジャスティン・ローズ、アダム・スコット、ヘンリック・ステンソン、ジミー・ウォーカー