メキシコで初開催 松山英樹はWGC連勝なるか
◇世界選手権シリーズ◇WGCメキシコ選手権 事前◇チャプルテペクGC(メキシコ)◇7330yd(パー71)◇
2007年から2016年までの10年間、トランプナショナルドラール(フロリダ州マイアミ)で開催されていた「WGCキャデラック選手権」は今年、国境を越えメキシコへと舞台を移す。かつてはスペイン、アイルランド、イングランドで開催されたこともある大会だが、今年はワールドカップを除くWGC史上で初めて中南米へと足を踏み入れた。
前年はアダム・スコット(オーストラリア)が、最終日に3打差を逆転して「ザ・ホンダクラシック」に続く2週連続優勝を達成。バッバ・ワトソンを1打差で振り切って、2度目のWGCタイトルを獲得した。
例年通り、今年もフィールドには世界の強豪が集結した。世界ランクトップ50位以内では、耳の感染症及びインフルエンザのために欠場するジェイソン・デイ(オーストラリア)を除いた全選手が出場する。
最新世界ランキングで日本人最高位に並ぶ4位となった松山英樹は、昨年10月の「WGC HSBCチャンピオンズ」以来となるWGC2連勝、そして今季3勝目へ、1週間のオフを挟んで挑む。2週間前に世界ランク1位に上り詰めたダスティン・ジョンソン、ろっ骨の疲労骨折からの復帰戦となるロリー・マキロイ(北アイルランド)の2人だけが、今週のフィールドでは松山より上位の世界ランカーだ。
また、日本ツアーからは賞金王の池田勇太と谷原秀人、キム・キョンテ(韓国)の3選手が出場する。池田は世界ランク50位以内、谷原とキムは昨年の日本ツアー賞金ランキング上位者の資格で、出場全77選手を構成する。
【主な出場予定選手】アダム・スコット、松山英樹、ダスティン・ジョンソン、ロリー・マキロイ、ジョーダン・スピース、ヘンリック・ステンソン、ジャスティン・トーマス、ダニー・ウィレット、リッキー・ファウラー、池田勇太、谷原秀人、キム・キョンテ