宮里優作が暫定21位 首位にシェーン・ローリー
◇海外メジャー第2戦◇全米オープン 3日目◇オークモントCC(ペンシルベニア州)◇7219yd(パー70)
連日のサスペンデッドにより、第2ラウンドの未消化ホールと、第3ラウンドを行った大会3日目もプレーは完遂できず、再び日没サスペンデッドとなった。
3位で決勝ラウンドに進出した世界ランク41位、29歳のシェーン・ローリー(アイルランド)が4ホールを残して5バーディ、2ボギーとし、通算5アンダーで暫定首位に立った。
ローリーはこの日、午前中に第2ラウンドの18ホールを回り、直後に第3ラウンドを14ホールまで回った。残りを翌日に持ち越したが「終わりにかけて疲れていた。大きなミスはなかったけれど、仮にもう4ホールプレーしていたら、本当に難しくなっていた。あしたの朝はきれいなグリーンでプレーできる」と順延を歓迎した。
メジャー初タイトルをかけて戦う最終日の長丁場。昨年8月「WGCブリヂストンインビテーショナル」を制して獲得した世界選手権タイトルが自信になっている。「このレベルのフィールドで勝ったわけだから、すごく意味がある。逃げる理由はない。あしたもう一度勝ちたい」とポジティブに話した。
2打差で追うのは、PGAツアールーキーで世界ランク624位のアンドリュー・ランドリー。5ホールを残して、通算3アンダーの暫定2位。通算2アンダーの暫定3位にイングランドのリー・ウェストウッド(15ホール終了)、スペインのセルヒオ・ガルシア(14ホール終了)、ダスティン・ジョンソン(13ホール終了)の3人が並んでいる。
21位タイで予選通過を果たした宮里優作は第3ラウンドを4バーディ、5ボギーの「71」でホールアウト。通算3オーバーの暫定21位とした。57位タイで予選を通過した谷原秀人は2ホールを残して、通算10オーバーの暫定61位。
プレーは19日午前7時(日本時間同日午後8時)に再開され、引き続き最終ラウンドが行われる。