2014年 クイッケンローンズ・ナショナル

リードが今季3勝目に王手 「全英」狙うノ・スンヨルが急浮上

2014/06/29 07:34
3日目をパープレーで乗り越え、今季3勝目を目指すリードが単独首位に立った(Patrick Smith/Getty Images)

◇米国男子◇クイッケンローンズ・ナショナル 3日目◇コングレッショナルCC (メリーランド州)◇7,569ヤード(パー71)

復帰戦となったタイガー・ウッズが予選2日間で姿を消して迎えたムービングデー。4人が並んでいた首位グループから、パトリック・リードが抜け出した。今季既に2勝を挙げているリードは3バーディ、3ボギーとパープレーで終えたものの、通算6アンダーをキープした。

2打差の2位にはトップタイから後退したマーク・レイシュマン(オーストラリア)、フレディ・ヤコブソン(スウェーデン)のほか、4月の「チューリッヒクラシック」でツアー初勝利を飾ったノ・スンヨル(韓国)がこの日のベストスコア「66」をマークして40位から急浮上を遂げた。

ジャスティン・ローズ(イングランド)、ブレンドン・デ・ヨング(ジンバブエ)、リチャード・リーベン・マーティンら6人が通算3アンダーの5位。リッキー・バーンズは首位タイからスタートし、4ストローク落として通算2アンダーの11位タイと順位を下げた。

今大会は12位タイまでの資格を持たない上位4人に、メジャー第3戦「全英オープン」出場権を付与。上位陣ではリード、レイシュマン、ローズ、デ・ヨングらが既に有資格者となっている。

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