下剋上なるか 石川遼、今田竜二がプエルトリコで熱戦
2014/03/04 11:18
米国男子ツアー「プエルトリコオープン」は6日(木)、カリブ海北東部のプエルトリコにあるトランプインターナショナルGCで開幕。同週の世界選手権シリーズ「WGCキャデラック選手権」の“裏開催”トーナメントとなる。
一昨年には石川遼、昨年はジョーダン・スピースが2位に入り、主催者推薦からスペシャルテンポラリーメンバー昇格へのチャンスを掴んで、米ツアー本格参戦への足掛かりとした。石川は今年で3年連続の参戦、直近の出場大会では3戦連続の予選落ちを喫している最中に、好相性の試合が巡ってきた。
また、日本勢では現在ウェブドットコムツアーを主戦場とする今田竜二も出場する。
多くの中堅選手がツアー初勝利を狙い、ニコラス・コルサーツ(ベルギー)やアルバロ・キロス(スペイン)ら欧州の大砲もそろったフィールド。一方でジョン・デーリーやデビッド・デュバルといった往年の名選手の戦いぶりも、楽しみの一つだ。
優勝者に付与されるフェデックスカップポイントは300点と低く、「マスターズ」の出場権も与えられないが、ツアーの2年シードは確固たる魅力。下剋上を狙うプレーヤーのぶつかり合いは、カリブの熱気に勝るとも劣らない。
【主な出場予定選手】
J.バード、R.カブレラベロー、B.コーリー、N.コルサーツ、J.デーリー、D.デュバル、今田竜二、石川遼、L.ジャンセン、D.リー、ノ・スンヨル、A.キロス、Y.E.ヤン