ツアールーキーのR.ヘンリーが初勝利

◇米国男子◇ソニーオープンinハワイ 最終日◇ワイアラエCC（ハワイ州）◇7,068ヤード（パー70）

2013年シーズンの2戦目で多くの選手が開幕戦を迎えたハワイでの戦いは、ツアールーキーのラッセル・ヘンリーとスコット・ラングレーが試合をリード。最終日も熱戦が期待されたが、終盤に5連続バーディを奪うなど7ストローク伸ばしたヘンリーが抜け出し、通算24アンダーでツアー初優勝を果たした。

2011年にPGAの下部ツアー（Web.comツアー）で、アマチュアながら優勝を果たしたヘンリーは、その後プロに転向。昨年は同ツアー終盤に2勝を挙げるなど年間賞金ランキングで3位に入り、今季のPGAツアー出場資格を掴んだ。

そのヘンリーと終盤まで優勝争いを演じたのは南アフリカのティム・クラークだった。15番から4連続バーディを奪って食い下がったが、ヘンリーの勢いを止めることはできず通算21アンダーでフィニッシュ。一昨年と同じ単独2位となった。

首位タイでスタートし、初優勝の期待もかかったラングレーは、上がり2連続バーディでギャラリーを沸かせたが、5バーディ、5ボギーとスコアを伸ばせず通算17アンダー。チャールズ・ハウエルIIIと並び3位タイに終わった。

日本勢で唯一決勝ラウンドに進んだ谷原秀人は、スコアを1つ落として通算5アンダー54位タイで4日間の戦いを終えた。