2002年 インベンシスクラシック at ラスベガス

賞金総額500万ドルの5日間トーナメントを制するのは誰か?

2002/10/09 09:00

米国男子ツアー「インベンシスクラシック at ラスベガス」が10月9日(水)から13日(日)までの5日間、ネバダ州ラスベガスにあるTPC at サマリン、TPC at ザ・キャニオンズ、サザンハイランズGCの3コースを使用して行われる。

初開催は1983年。当初から5ラウンドのトーナメントを続けており、今年で20周年を迎える。賞金総額は500万ドルで、ツアー最終戦となる「ツアー選手権」を除いて、残り試合では最高賞金額の大会だ。ここで優勝すると90万ドル。優勝すれば、賞金ランク30位までの選手が出場できるツアー選手権への出場も見えてくる。賞金ランク下位の選手にとっては、一発逆転を秘めた最後の大会なのだ。

予選通過は3日目54ホール終了時に行われ、昨年のカットラインは6アンダーだった。

昨年は、4日目を終えて首位と5打差につけていたボブ・エステスが、最終日に63と爆発し優勝。シーズン2勝目、通算3勝目を挙げた。

リスクを徹底的に避けるゴルフで有名なエステスだが、この日ばかりは「これで攻撃的なゴルフもできることが証明できたね」と得意満面に語った。

今週は高額賞金の試合ということもあり、有名選手が多数出場。先週ツアー初優勝を果たしたチャールズ・ハウエルIIIをはじめ、デビッド・デュバルジョン・デーリーなどメジャー勝者もいる。

そして日本勢では田中秀道横尾要が出場予定となっている。

2002年 インベンシスクラシック at ラスベガス