2002年 シェル・ヒューストンオープン

V.シンが7ストローク伸ばし単独首位。2打差でD.クラークが追走

2002/03/30 09:00

米国男子ツアー「シェル・ヒューストン オープン」の2日目。昨シーズン未勝利に終わりながら賞金ランキング4位に入ったV.シンが単独首位に浮上した。

5アンダー3位からスタートしたシンは、1番パー5でバーディを奪い、この日だけで7つのバーディを積み重ねる快進撃で12アンダーまで伸ばした。

10アンダー単独2位は、同じく7ストローク伸ばしたD.クラーク。2000年欧州ツアーでL.ウェストウッドに続き賞金ランキング2位に入ったクラークだが、昨シーズンは日本ツアーと欧州ツアーでそれぞれ1勝だけしかできなかった。

実力、実績ともに申し分ないこの2人がこのままスコアを伸ばし続けるのだろうか。J.P ヘイズが9アンダー3位、さらに8アンダーでG.オギルビーB.ジョーブが続いている。

また、6アンダー9位グループには今シーズンのシード権をもたないG.ノーマンをはじめ、F.カプルスJ.レナードといった人気選手が並んでいる。各選手マスターズに向け調整は万全のようだ。

初日4アンダー9位で並んでいた丸山茂樹片山晋呉だが、丸山は初日と同じように1番ホールでバーディを奪った。その後4番でボギーを叩いたが、続く5番でバーディを奪い再び5アンダーまで伸ばした。しかしその後はすべてパー、12位グループに入っている。

一方片山は4つのバーディを奪ったのだが、ボギーも4つ叩きスコアを伸ばすことができなかった。スタート時の4アンダーで変わらず順位は22位に下がってしまった。

今週は日本から5名が出場していたのだが、田中秀道横尾要、そしてマンデートーナメント突破してきた中村の3人はスコアを大きく崩し予選落ちとなった。

2002年 シェル・ヒューストンオープン