2002年 WGC アクセンチュアマッチプレー選手権

タイガーが初戦で散る、そして、デュバルもミケルソンも・・・

2002/02/21 09:00

今シーズンのWGC(ワールドゴルフチャンピオンシップ)の初戦、世界マッチプレー選手権が開幕した。

初戦の組み合わせはランキング順に組まれ、1位のT.ウッズが64位のP.オマリーと対戦したのだが、いきなり大番狂わせが起こった。ウッズが初戦で敗退したのだ。

練習ラウンドからグリーンがデコボコで気に入らないと漏らしていたウッズだが、やはりパッティングで苦しんでしまった。序盤からリードを奪われ勢いに乗れず、15番ホールを終了して3ダウン。16番で挽回できず2-1でオマリーが大金星をあげた。

さらに、ランキング2位のP.ミケルソンJ.クックに、3位のD.デュバルはサザーランドに敗れてしまった。

マッチプレーは何が起こるか分からないといわれるが、初戦で上位3人が姿を消すなど誰も想像できなかったことだ。2日目以降も波乱が待ち受けていそうだ。

今回日本からは伊沢利光、片山晋呉谷口徹の3名が出場している。昨年3位に入った谷口に注目が集まったが、その谷口は昨年4回戦で破ったV.シンと再戦。格下の選手に2度も負けるわけにはいかないと、シンが本領を発揮。3-2でシンに軍配が上がった。

片山はL.ウェストウッドと対戦し4-3。4ホール残して3ダウンとなり1回戦で姿を消すことになった。昨シーズン日本の賞金王に耀いたランキング19位の伊沢は、46位のP.フルケと対戦。格下のフルケに対し、4-3で勝利。日本人で唯一2回戦にコマを進めた。

2002年 WGC アクセンチュアマッチプレー選手権