田中秀道が6アンダーの首位!今週こそ・・
米国男子ツアーの第39戦『サザンファームビューロクラシック』が、ミシシッピ州にあるアナンデールゴルフクラブで開幕した。今週は「WGCアメリカンエキスプレス選手権」が同スケジュールで開催されているため、この大会には世界ランキング上位が出場していない。その分、日本勢の活躍が期待されるが、田中秀道が初日から好スタートを切った。
5番パー5でのイーグルに加え7つのバーディを量産した田中は、ボギーも3つ叩いたが6アンダーで首位に立った。ドライバーの飛距離は265ヤード、参加128人中112番目と飛ばない方に入るのだが、アイアンの切れが良く何度もバーディチャンスにつけていた。先週一週間休養を取っただけに、今週も一暴れしそうな気配だ。
田中と並び首位に立っているのは、パラグアイのカルロス・フランコとジョン・ヒューストンの2人。フランコは日本ツアーで5勝を挙げ、1999年から米ツアーに参戦。デビュー年にいきなり2勝し、コンパッククラシックでは2年連続での優勝も経験している。しかし、ここ数年は満足な結果を出せずシード確保も難しくなっている。
丸山茂樹も田中、フランコを2打差で追っている。田中と同じように5番でイーグルを奪い、ボギーも3つ叩いた。違うのはバーディの数だけで、丸山は5つのバーディで4アンダー6位につけている。2001年、02年と1勝ずつ挙げてきた丸山だけに、今年も優勝を果たしてもらいたい。
上位につけた田中、丸山に付いて行きたいのが、シーズン後半に入り好調になってきた久保谷健一だ。5バーディを奪った久保谷だが、9番ホールでダブルパーの8を叩き、1アンダーの29位。明日以降はスコアを伸ばしてきそうだ。
その他の日本勢は、横尾要がイーブンパ-の59位、貞方章男は5番のパー5でイーグルを奪ったが、4つのボギーとダブルボギーが1つあり、4オーバーで110位と大きく出遅れてしまった。