2日目もポイントを量産したデービス・ラブIIIがトップを独走!!
2003/08/09 09:00
コロラド州キャッスルロックにあるキャッスルパインズGCで開催されている米国男子ツアーの第31戦『ジ・インターナショナル』2日目。この大会は、米ツアーで唯一ステーブルフォードポイント方式が採用されている。
初日に続き、大きくポイントを量産したのは今季好調のデービス・ラブIII。なんと4ホールのパー5のうち3ホールでイーグル。さらにバーディを3つ奪った。ダブルボギーとボギーを一つずつたたいたものの2日目だけで17ポイント。トータル36ポイントで2位に10ポイントの差をつけトップを独走している。
2位には2日目に15ポイントを稼いだ米国のJ.ロリンズが初日の5位から浮上。J.ロリンズはツアーで1勝しか挙げていない伏兵だが、ポイント方式の試合ではストローク方式に比べ勢いのある選手にチャンスがあるだけに決勝ラウンドの活躍に期待がかかる。
注目選手では14ポイントを稼いだフィル・ミケルソンがトータル22ポイントで3位。初日31位タイと出遅れたビジェイ.シンが15ポイントを稼ぎトータル19ポイントで4位タイまで浮上してきている。首位のデービス・ラブIIIとのポイント差は大きいが、イーグルとバーディ攻勢で一気に追い上げをはかれるのがポイント方式の面白さ。明日のムービングディの展開次第では優勝争いに充分絡んでくるだろう。
今週出場した4名の日本人選手は全員不調。2日間の予選ラウンドを終えて宮里優作が84位、久保谷健一が105位、横尾要が112位、貞方章男が136位と残念ながら全員予選落ちとなった。