強豪集結!石川遼がリベンジに挑む 日本勢は4人が参戦
2012年の世界ゴルフ選手権シリーズ第3戦「WGCブリヂストンインビテーショナル」が2日(木)から5日(日)までの4日間、米オハイオ州のファイヤーストーンCCで行われる。世界ランク上位者をはじめとした世界6大ツアーのトッププレーヤーが集結。次週のメジャー最終戦「全米プロゴルフ選手権」を前に、ハイレベルな戦いが演じられる。
ディフェンディングチャンピオンは7月の「全英オープン」で最終日の終盤にまさかの4連続ボギーを叩いて敗れたアダム・スコット(オーストラリア)。昨年は通算17アンダーまでスコアを伸ばして後続に4打差をつける勝利で初のWGCタイトルを手にしている。
そしてその前年度大会では日本の石川遼が大活躍を見せた。3日目を終えて首位に1打差の好位置につけ、米ツアーで初めて最終日最終組をプレー。結局4位タイに終わったものの、今年で3年連続の出場となるトーナメントへの期待は大きい。また、日本勢は他に谷口徹、武藤俊憲、藤本佳則も参戦。予選落ちが無く全選手が4日間を戦う試合だけに、初日から思い切ったプレーを展開したい。
ファイヤーストーンCCで前身の「NECインビテーショナル」から無類の強さを誇示してきたのがタイガー・ウッズだ。昨年は故障からの復帰戦で38位タイと振るわなかったが、過去に通算7勝をマークしている相性抜群のコースとあって、もちろん優勝候補の最上位にいる。また、一昨年チャンピオンのハンター・メイハンは「アクセンチュアマッチプレー選手権」に続く今季2つ目のWGCのトロフィを狙う。
もちろん世界ランク上位者のルーク・ドナルド、リー・ウェストウッド(ともにイングランド)、ロリー・マキロイ(北アイルランド)も出場。バッバ・ワトソン、リッキー・ファウラーほか強豪ぞろいの戦いを制するのは果たして誰か?
【主な出場選手】
A.スコット、ベ・サンムン、L.ドナルド、J.ダフナー、E.エルス、R.ファウラー、S.ガルシア、キム・キョンテ、M.クーチャー、T.ルイス、H.メイハン、R.マキロイ、J.ローズ、B.スネデカー、B.ワトソン、L.ウェストウッド、T.ウッズ、石川遼、谷口徹、武藤俊憲、藤本佳則