R.ファウラーが単独3位に浮上、石川遼は5位Tで最終日へ

◇米国男子◇ザ・メモリアルトーナメント3日目◇ミュアフィールドビレッジ（オハイオ州）◇7265ヤード（パー72）

「ザ・メモリアルトーナメント」3日目、2位タイからスタートしたスペンサー・レビンが、3日目に首位に立っていたロリー・サバティーニを逆転し、通算8アンダー、単独首位で最終日を迎える。レビンはこの日1イーグル、4バーディ、3ボギーの「69」をマーク。上位陣がスコアを伸ばせず足踏みする中、3ストローク伸ばし、1打リードで逆転に成功した。

またこの日、サバティーニ同様3ストローク伸ばして単独3位に浮上したのは、今季「ウェルズファーゴ選手権」でプロ初優勝を挙げたリッキー・ファウラー。12位タイからスタートしたファウラーは、4番（パー3）でティショットをピン横約2．5mにつけ、これを沈めてバーディを先行させるが、6番ではアプローチミスでボギーとするが、さらに3つのバーディを奪ってスコアを重ね、首位と3打差で今季2勝目に挑む。

また通算4アンダーの単独4位にはタイガー・ウッズ。この日は後半にボギーを叩くなど、3バーディ、4ボギーと1ストローク落として後退している。さらに、日本勢の石川遼が通算3アンダーの5位タイ浮上で最終日を迎える。この日は3つのボギーを叩く苦しい前半を迎えるが、後半は3連続バーディを奪う粘りを見せ、12位タイから大きくジャンプアップしている。

そのほか通算3アンダーの5位タイにはヘンリク・ステンソン（スウェーデン）、ジョナサン・バードが並んでいる。また今田竜二がこの日は2バーディ、1ボギーと1ストローク伸ばして、通算2オーバーの31位タイまで順位を上げている。現在世界ランクナンバーワンのルーク・ドナルド（イングランド）はこの日3オーバーパーの「75」とスコアを崩して、通算3オーバー36位タイに後退している。