石川遼が2回戦敗退 タイガーも姿を消す
2012/02/24 08:22
◇世界ゴルフ選手権◇WGCアクセンチュアマッチプレー選手権2日目◇リッツカールトンGC(アリゾナ州)◇7791ヤード(パー72)
2回戦16試合が行われ、日本勢でただ一人出場の石川遼はポール・ローリー(スコットランド)と対戦し、中盤以降は劣勢を強いられ、1ダウンで敗れた。
ロリー・マキロイ(北アイルランド)、リー・ウェストウッド(イングランド)、マーティン・カイマー(ドイツ)らが3回戦に進出。昨年の日本ツアー賞金王ベ・サンムン(韓国)はマスターズ王者のチャール・シュワルツェル(南アフリカ)を1アップで撃破した。一方、タイガー・ウッズはニック・ワトニーの前に敗戦を喫している。
<上がり2ホールでの挽回にかけたが…>
1999年の「全英オープン」覇者との対戦となった2回戦。石川は3番で1ダウンを喫し、早々に追いかける立場となった。4番で取り返すも、5番、6番、7番と交互に奪い、シーソーゲームの展開に。しかし9番で2ダウン目を喫してからも食い下がったが、なかなかローリーを捕らえきれない状態が続いた。
石川にチャンスが訪れたのは終盤の17番。それまで正確無比だったローリーが、ティショットを左に曲げてトラブルを招く。危なげなくパーセーブした石川は、1ダウンで最終18番に勝負を持ち込んだ。しかし「18番で追いつくことができればと思ってプレーしていましたが、最後のアイアンショットは少しだけ力が入ってしまいました」。フェアウェイから放った石川の2打目はピン奥4mで止まったが、下りのバーディパットがカップの右をすり抜けてしまい、1ダウンでの敗戦が決まった。