2012年 ヒュマナチャレンジ クリントンファウンデーション

M.ウィルソンが逃げ切り勝利!ベ・サンムンが14位

2012/01/23 10:45
熾烈なバーディ合戦を制し、今季初勝利を手にしたM.ウィルソン(Stephen Dunn/Getty Images)

◇米国男子◇ヒュマナチャレンジ クリントンファウンデーション最終日◇PGAウェスト・パーマーコース(6950ヤード、パー72)、ラ・キンタ・カントリークラブ(7060ヤード、パー72)、ニクラス・プライベート at PGAウェスト(6924ヤード、パー72)=米カリフォルニア州

強風のためサスペンデッドとなり、全出場者がホールアウトできなかった3日目。翌最終日は未消化ホールと決勝ラウンド(18ホール)が合わせて行われた。残りホールが多い選手たちにとっては決勝ラウンドへ向けて大逆転の可能性を残していた最終日だったが、第3ラウンドを終えて首位に立ったマーク・ウィルソンが、通算24アンダーとし逃げ切り優勝を飾った。

最終ラウンドのウィルソンは前半にボギーが先行するも、後半に4つのバーディを奪って逃げ切った。4日間を通してバーディ合戦となった今大会、その最終日、ウィルソンにプレッシャーをかけ続けたのは、「65」をマークしたジョンソン・ワグナー。7バーディ、ノーボギーのラウンドで一時は首位タイに並ぶ猛追を見せ、通算22アンダーの2位タイでフィニッシュしている。

同じく2位タイには、最終日に6ストローク伸ばす攻勢を見せたジョン・マリンガーと、ロバート・ガリガスの2選手。続く通算21アンダーの単独5位には、ジェフ・マガートが続いた。また昨季1勝を挙げ、初日と2日目に首位に立っていたデビッド・トムズは通算20アンダーの6位タイ。同順位にはジョン・センデン(オーストラリア)が並んだ。

唯一の日本人選手、今田竜二は第3ラウンドを3オーバーの「75」でラウンドし、決勝ラウンドへの進出はならなかった。また昨年、日本ツアー賞金王に輝き、今季より米国ツアーに本格参戦しているベ・サンムン(韓国)は最終日に「66」をマークして、通算17アンダーの14位タイと健闘している。

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