2011年 フェデックス セントジュード クラシック

今田は3位タイフィニッシュ!H.フレイザーがツアー初勝利

2011/06/13 10:39
プレーオフでR.カールソンを下しツアー初優勝を果たしたハリソン・フレイザー(Christian Petersen/Getty Images)

テネシー州にあるTPCサウスウィンドで開催されている、米国男子ツアー第25戦「フェデックス セントジュード クラシック」の最終日。通算13アンダーでハリソン・フレイザーロバート・カールソン(スウェーデン)とのプレーオフを制し、米国ツアー初勝利を飾っている。

17番でカールソンがボギーを叩き、1打リードの単独首位で最終ホールを迎えたフレイザーは、2打目をグリーン手前の池に入れてしまうトラブルで1ペナルティとし、逃げ切りならずにプレーオフへ突入。1ホール目、フレイザーが2オンに成功、2パットでパーセーブしたのに対し、カールソンは、2打目をグリーン右サイドに外して3オン2パットのボギーで決着となった。

12位タイからスタートした今田竜二は、この日トータル5バーディ、1ボギーでスコアを伸ばし、3位タイフィニッシュしている。セカンドショットをピンに絡めて難なくバーディを奪い、キレのあるショットとともに、約10mのロングパットを沈めるなど、シーズン序盤に苦しめられたパットの感触にも復調が見られた。前々週に開催された「HP バイロンネルソン選手権」に続くトップ10フィニッシュとなっている。

同じく通算8アンダーの3位タイには、この日6つスコアを伸ばしたカミロ・ビジュガス(コロンビア)、ティム・ヘロンチャールズ・ハウエルIIIレティーフ・グーセン(南アフリカ)ら5選手が並んでいる。また世界ランク2位のリー・ウェストウッド(イングランド)は、通算6アンダーの11位タイで大会を終えた。

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