“第5のメジャー”にタレント集結!タイガーも復帰
米国男子ツアーの第21戦「ザ・プレーヤーズ」が5月12日(木)から15日(日)までの4日間、フロリダ州のTPCソーグラスで開催される。賞金総額171万ドルを誇る、4大メジャー大会に次ぐPGAツアーを代表する一大イベントだ。
昨年はティム・クラーク(南アフリカ)が通算16アンダーで、ロバート・アレンビー(オーストラリア)を1打差で振り切って米国初優勝をマークした。
今大会でタイガー・ウッズが4月の「マスターズ」以来、1か月ぶりにツアーに復帰する。当初は前週の「ウェルズファーゴ選手権」に出場予定だったが、マスターズで痛めた左ひざとアキレス腱の状態が思わしくなく欠場した。しかし休養と治療の甲斐あってか、この「ザ・プレーヤーズ」には予定通りエントリー。昨年大会では首痛のため最終日に途中棄権しただけに、汚名を晴らしたいところだ。
世界ランク1位のリー・ウェストウッド(イングランド)はスケジュールの関係で出場しないが、マーティン・カイマー(ドイツ)やルーク・ドナルド(イングランド)ら欧州出身の強豪も集結。また、イタリアの18歳マッテオ・マナッセロが、2009年に20歳で出場したロリー・マキロイ(北アイルランド)の記録を塗り替え、大会史上最年少選手として出場する。
また、前週の「ウェルズ―」で2年ぶりのツアー優勝を飾ったルーカス・グローバーは、昨年大会で通算14アンダーの3位に入っただけに、注目を集めることになるだろう。日本からは今田竜二が参戦する。
なお、会場のTPCソーグラスにある「サークル・オブ・チャンピオンズ」には例年、ディフェンディングチャンピオンの母国の国旗が1年間掲げられるのが通例で、ここ1年は南ア国旗がはためいていたが、今週は7日(土)に亡くなったセべ・バレステロスを悼み、14日(土)までスペイン国旗が掲げられる。
【主な出場予定選手】
A.カブレラ、P.ケーシー、崔京周、T.クラーク、L.ドナルド、E.エルス、R.ファウラー、S.ガルシア、P.ハリントン、今田竜二、D.ジョンソン、M.カイマー、A.キム、M.マナッセロ、P.ミケルソン、C.シュワルツェル、V.シン、T.ウッズ