ついに目覚めたのか!?タイガーが首位発進!丸山は11位
2004/09/04 09:00
米国男子ツアーの第35戦「ドイツバンクUS選手権」が、マサチューセッツ州北部にあるTPC of ボストンで開幕した。今週はアメリカの祝日であるレイバー・デー(労働者の日)に合わせ、変則的なスケジュールで行われる。
大会初日首位に立ったのは、この大会のホストプレーヤーであるタイガー・ウッズだ。この日パット数が27回とパッティングの調子が戻ってきたタイガーは、インコースからのスタート。前半で4つスコアを伸ばして勢いに乗ると、後半でもスコアを伸ばして、この日は7バーディ1ボギーでのラウンド。6アンダーでライアン・パーマーと並び好スタートを切っている。
タイガーを1打差で追うのは、友人のマーク・オメーラ。序盤の5ホールで4つのバーディを稼ぎペースを掴んだオメーラは、その後も安定したゴルフで好位置につけた。
そのほか強豪勢は、25歳の若手チャールズ・ハウエルIIIがアグレッシブなゴルフを展開し4アンダーの6位タイ、ワールドランキング1位の座を狙うビジェイ・シンは3アンダーの11位タイ、デビッド・トムズは2アンダーの21位タイからの順調なスタートを切った。またディフェンディングチャンピオンのアダム・スコットは2アンダーの21位タイにつけている。
日本勢では丸山茂樹、田中秀道、宮瀬博文の3人が出場。丸山は2番パー5でイーグルを奪うなど初日を3アンダーでラウンドし、ビジェイと同じく3アンダー11位タイからの好発進。田中は出入りの激しい展開も1アンダーでまとめて38位タイ。一方、宮瀬はこの日バーディを奪うことができず、3オーバーの115位タイと大きく出遅れてしまった。