タイガー単独首位に浮上!オメーラ、ガルシアが続く
2004/05/15 09:00
テキサス州アービングにあるTPCフォーシーズンズとコットンウッドバレーGCで開催されている、米国男子ツアー第19戦『EDSバイロンネルソン選手権』の2日目。初日に首位と1打差の5アンダーと好スタートをきったタイガー・ウッズが、3ストローク伸ばし8アンダーで単独首位に立った。
この日コットンウッドバレーをラウンドしたタイガーは、2番パー3でバーディを奪ったあと、3番でボギーを叩いたがその後は安定していた。9番、12番のパー3でもバーディを奪い15番もバーディ。ドライバーショットは相変わらず安定性に欠けるが、パー3で3バーディを奪うなどアイアンショットに冴えを見せた。
タイガーを1打差で追うのは、親友のマーク・オメーラだ。3アンダー14位からスタートしたオメーラは、タイガーと同じコットンウッドバレーをラウンド。4バーディ、ノーボギーで7アンダーまで伸ばしてきた。今シーズンのオメーラは、タイガーと共に挑んだ欧州ツアーの「ドバイデザートクラシック」で優勝するなど好調を維持している。
さらに1打差の6アンダーには、セルヒオ・ガルシア(スペイン)など5人が並んでいる。今シーズンのガルシアは予選落ちがなく、4月の「マスターズ」では最終日に意地を見せて4位に食い込んでいる。2002年の開幕戦「メルセデス選手権」から優勝が遠ざかっているガルシアが、宿敵タイガーとの直接対決を制し復活を果たすか注目だ。
その他の注目選手は、ビジェイ・シン(フィジー)が5アンダー8位、アーニー・エルス(南アフリカ)は1アンダー49位で予選を通過したが、フィル・ミケルソンは1オーバーで予選落ちになった。また、日本勢は丸山茂樹がイーブンパーの66位でぎりぎり通過したが、田中秀道は4オーバーで姿を消すことになった。