丸山茂樹が4位に後退、タイガーは依然沈黙

フロリダ州オーランドにあるベイヒルGC＆ロッジで行われている、米国男子ツアー第11戦「ベイヒルインビテーショナル」の3日目。タイガー・ウッズの5連覇を阻むべく、丸山茂樹が名乗りを挙げた。だがこの日ショットに精彩を欠き、我慢のゴルフを強いられた。

前半で丸山は2番でボギー、7番パー3のティショットでは左に大きく曲げパーセーブできず、スコアを2つ落とした。後半に入りバーディチャンスにつけるものの、決めることができず、17番でさらに1つスコアを落として通算9アンダーで3日目を終えた。

丸山に代わり首位を奪取したのは、2位からスタートしたスチュアート・アップルビー。5番から8番まで4連続バーディを奪うなど、前半でバーディを量産しベストスコア“66”をマークした。通算16アンダー2位以下に4打差をつけて明日最終日を迎える。

また、2位にはこの日2つ伸ばして通算12アンダーをマークしたチャド・キャンベル。通算10アンダーの3位には、上がり3ホールで3連続バーディを奪ったアダム・スコットが追走している。

一方、史上初の同一大会5連覇がかかるタイガーは、2日目に続きショット、パットととも調子が上がらず、フラストレーションの溜まるラウンド。6番でのダブルボギーが響き、結局この日2オーバー、通算1アンダーの46位に低迷している。首位とは15打差、優勝の可能性が絶望的となってしまった。