2004年 ボブホープ・クライスラークラシック

ミケルソンが快進撃!20アンダーを突破

2004/01/24 09:00

カリフォルニア州ラキンタにある4つのコースで行われている、米国男子ツアーの第3戦「ボブホープ・クライスラークラシック」の3日目。プロアマ形式のラウンドのため、コースセッティングは通常のトーナメントよりもやさしくなっており、各選手がスコアを伸ばしている。

この日、スコア“64”をたたき出し、トップに踊り出たのはフィル・ミケルソンだ。PGAウェストのパーマーコースをラウンドしたミケルソンは、出だしの3ホールで3連続バーディと、2日目の勢いを残したまま好スタート。その後もバーディを積み重ね、9バーディ1ボギー通算21アンダーまで伸ばした。昨年は未勝利に終わってしまったが、不調の原因の1つにフェアウェイキープ率が50%を割っていた。しかしこの大会では、3日目までのトータルで75.6%とショットが冴えているだけに、2年ぶりの大会制覇が期待できそうだ。

50歳のベテラン、ジェイ・ハースが快進撃を続けている。インディアンウェルズの出だし1番ホールで、ダブルボギーを叩き出鼻をくじかれたが、5番でイーグル、7番から11番まで5連続バーディを奪うなど、ミケルソンと同じスコア“64”をマーク。通算19アンダーのトップと2打差の2位と、昨年2位に終わった雪辱をはらすには、絶好の位置につけた。

また、44歳のポール・エージンガーが、この日1イーグルを含むスコアを6つ伸ばし、通算18アンダーの4位でホールアウト。先週の大会「ソニーオープン」でトップ10入りをはたすなど、好調を持続している。

一方トップでスタートしたケニー・ペリーは、3ストロークしか伸ばせず通算17アンダーとし、6位まで順位を後退させてしまった。

そのほか、ロバート・ガメスがインディアンウェルズでコースレコード“60”をマーク。通算16アンダーまで伸ばし、74位から10位に急浮上した。

2004年 ボブホープ・クライスラークラシック