世界ランク1位のタイガーと2位のビジェイが首位! 日本勢では細川が13位タイと好発進!
WGC(世界ゴルフ選手権)「NECインビテーショナル」が、オハイオ州のファイヤーストーンカントリークラブで開幕。この日は、通算4アンダーで3人が首位に並ぶという白熱した展開。しかも、そのうち2人が、ワールドランキング1位(獲得ポイント16.77)のタイガー・ウッズと2位(獲得ポイント11.89)のビジェイ・シン(フィジー)という顔触れ。まさに実力者が、その真価を発揮した形となった。そして、もう1人、彼らと同じポジションにつけている、ヘンリック・ステンソン(スウェーデン)も、好調なプレーを見せている。
初日は、ワールドランキングの1位と2位が素晴らしいプレーを披露した。インスタートとなったタイガーは、まず12番でバーディ。その後、上手くパーをセーブし続けて後半に突入すると1番、2番で連続バーディ、さらに9番でもバーディを奪取。終わってみればノーボギーという、完璧なスタートを見せた。抜群の安定感を誇っているだけに、明日以降も非常に期待がもてる。また、ビジェイも1番から3番にかけて連続バーディを奪うなど、5バーディ、1ボギーというクレバーなゴルフを展開。こちらも、死角はまったく感じられない。今大会は、この2人が中心になるのは確実だ。
また、そのほかの注目選手では、デービス・ラブIIIが3アンダーの4位タイ、2アンダーの7位タイにセルヒオ・ガルシア(スペイン)、そして1アンダーの10位タイにもフィル・ミケルソンがつけるなど、世界ランキングの上位陣が軒並み優勝を狙える好ポジションにいる。この中から誰が抜け出してくるのかにも注目だ。
さらに、日本勢では細川和彦が大健闘。4バーディ、4ボギーのイーブンパー、13位タイでホールアウトしている。上位進出を十分狙える位置だけに、明日以降が楽しみ。一方、活躍が期待された丸山茂樹は、初日は思うようなプレーができずに、5オーバーの60位タイで競技を終えている。