2010年 ザ・ツアー選手権 presented by コカコーラ

王者不在のプレーオフ最終戦!精鋭30人が優勝を争う!

2010/09/21 20:16
昨年はP.ミケルソンが優勝し、タイガーがFedEx Cupを制した。今年の最終戦にタイガーの姿はない(Scott Halleran/Getty Images)

米国男子ツアー第37戦「ザ・ツアー選手権 presented by コカコーラ」が9月23日(木)から26日(日)までの4日間、ジョージア州にあるイーストレイクGCで開催される。今大会はポイント獲得レース「FedEx Cup」プレーオフの最終戦となる。前年度の大会ではフィル・ミケルソンが初日の出遅れを挽回し、逆転優勝を手にした。

これまで3試合に渡って開催されてきた「FedEx Cup」。ポイントでトップを走るのは今季「ザ・バーグレイズ」1勝のみながらも、トップ10フィニッシュ11回という抜群の安定感を誇るマット・クーチャー。続いて「BMW選手権」を制したダスティン・ジョンソン。以下、チャーリー・ホフマンスティーブ・ストリッカーポール・ケーシー(イングランド)と続いている。

ここまでは、優勝候補であると同時にタイトル獲得の有力候補でもある。さらに、前回大会を制したミケルソンも優勝候補。現在、「FedEx Cup」ポイントランク10位とタイトル奪取には厳しい状況に置かれているが、プレーオフに入ってから徐々に調子を上げてきており、大会連覇に期待がかかる。

今季は昨年の「FedEx Cup」覇者タイガー・ウッズは最終戦進出ならず。絶対的本命不在が大会を盛り上げることになるだろう。

なお、最終戦を前にポイントはリセットされ、トップのクーチャーは2,500ポイント、2位のジョンソンは2,250ポイント、3位のホフマンは、2,000ポイント。同ランキング5位(1,600ポイント)の選手までなら最終戦で勝利すれば「FedEx Cup」のタイトルを獲得することが出来、最終戦に進出したその他の全ての選手たちにも、展開次第ではタイトル獲得のチャンスが残されている。

2010年 ザ・ツアー選手権 presented by コカコーラ