外れたパットが島風でカップインも クーチャー暫定2位発進

◇ワンアジア第5戦◇フィジーインターナショナル 初日◇ナタドラベイチャンピオンシップゴルフコース (フィジー) ◇7068yd（パー72）

ズボンの裾がはためき、時にはピンフラッグがしなるほどの海風が吹き付け、全体的にスコアが荒れ模様となった初日、2組を残して日没サスペンデッドとなり、4バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの「72」にまとめたジョシュ・ギアリー（ニュージーランド）が、後続に2打差のイーブンパーで暫定首位に立った。

米ツアーからスポット参戦のマット・クーチャーは3バーディ5ボギーでしのいで、2オーバーの暫定2位。途中では一時カップ脇に止まったパットが風に押されて入るなど、島独特の天候を味方につけての好発進。ほかに、ニック・カレンやアリスター・プレスネルら大会共催のオーストラリアンツアーを主戦場とする4人も2位に並んでいる。

地元フィジーのビジェイ・シンは5番（パー5）でたたいたトリプルボギーが重く、6オーバーの暫定33位発進。日本ツアーでプレーしたディネッシュ・チャンド（フィジー）は4つのダブルボギーなど11オーバー、暫定91位と出遅れた。