2015年 ゴルフ日本シリーズJTカップ

50位以内でマスターズ… 片山晋呉が61位に上昇/男子世界ランキング

2015/12/08 07:30
マスターズ出場を目指す片山晋呉は世界61位に浮上した ※画像は2009年マスターズ

国内男子ツアーの今季最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」は石川遼が自身初となる日本タイトルを手にし、2015年を締めくくった。低迷を続けていた世界ランキングは17ポイントを加算して、35ランクアップ。104位として昨年末の102位とほぼ同等のところまで戻した。(最高は2009年11月29日時点の29位)

大会を5位で終えた片山晋呉は前週から5つ順位を上げて世界61位とした。2015年末の時点で同50位以内に入ることが出来れば、来年の「マスターズ」の出場権が獲得できるという状況の中、今週は同58位のキム・キョンテ(韓国)らとともにタイで行われる「タイランドゴルフ選手権」に出場を予定している。

バハマで行われた「ヒーローワールドチャレンジ」はバッバ・ワトソンが優勝。米ツアーの非公式競技のため賞金加算などはされていないが、世界ランキングポイントは46ポイントを加算。順位は4位のまま変わらなかったものの、1位ジョーダン・スピースら上位3人との平均ポイントの差を約3ポイントまで縮めた。

欧州男子ツアーの「ネッドバンクゴルフチャレンジ」はオーストラリア出身のマーク・レイシュマンが3年半ぶりとなる勝利を挙げ、44ポイントを加算した。世界ランクは上位陣の中で最も大きな動きを見せ、前週47位から26位に急上昇。大会を4位で終えたブランデン・グレース(南アフリカ)が世界14位に浮上したため、「ヒーロー-」で最下位に終わった松山英樹は順位を1つ下げて世界15位に後退した。

裏開催だった欧州・豪州共催の「オーストラリアPGA選手権」でツアー初優勝を飾ったネーサン・ホルマン(オーストラリア)は、日本ツアー優勝の石川よりも大きい20ポイントを加算して、前週318位から171位にジャンプアップ。アジアンツアーに参戦して「ホートラム・オープン」を制したセルヒオ・ガルシア(スペイン)は14ポイントを加算するも、世界ランキングは12位のまま変動しなかった。

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