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石川遼猛チャージ!5位フィニッシュでシード圏内入り

2013/09/09 07:07
5位に浮上して終えた石川遼。来季シード権争いでも圏内に飛び込んできた(Kent Horner/Getty Images)

米国PGAツアーと下部ツアーの入れ替え戦・ウェブドットコムツアーファイナル(全4戦)の第2戦「チキータクラシック」最終ラウンドが、米ノースカロライナ州のリバーランCC(7321ヤード、パー72)で行われ、19位タイからスタートした石川遼は6バーディ、ノーボギー、この日のベストスコア「66」と猛チャージ。優勝スコアには2ストローク及ばなかったが、通算10アンダー単独5位に急浮上して終えた。

石川はグリーンを外したのは4回のみ、フェアウェイキープ率も7割を超えるなどショットが冴え渡った。前半2番(パー5)、3番の連続バーディで早々に流れを築くと、6番(パー5)で3つ目を奪取。2日目、3日目はバーディのなかったINのサンデーバックナインでも3つのバーディを重ね、ホールアウト時点では2位と、最終組の6組前から首位の背中を捕らえかけた。

初戦は予選落ちに終わっていた石川は、この5位で入れ替え戦での初賞金となる4万ドルを獲得。2戦目終了時点で賞金ランキング12位にその名を連ねた。すでに来季シードを決めている今季下部ツアー25位までの選手を除くと、石川の順位は7番目。全4試合の賞金総額で「25」枠を争う来季シード権獲得へ大きく前進した。

試合は、ともに通算12アンダー首位タイでホールアウトしたアンドリュー・スボボダウィル・マッケンジーのプレーオフ決着となり、スボボダが1ホール目(18番パー5)でパーセーブして優勝。下部ツアー今季2勝目を手にした。