石川遼33位で「入れ替え戦初」の予選突破
2013/09/07 08:17
米国PGAツアーと下部ツアーの入れ替え戦・ウェブドットコムツアーファイナル(全4戦)の第2戦「チキータクラシック」は6日(金)、米ノースカロライナ州のリバーランCC(7321ヤード、パー72)で第2ラウンドを行った。2アンダー15位から首位との3打差を追った石川遼は、4バーディ4ボギーの「72」でスコアを伸ばせず、通算2アンダーの33位タイに順位を落とした。60位タイまでの予選カットラインは上回り、明日以降、入れ替え戦では初となる決勝ラウンドで上位進出を図る。
首位は予選ラウンドの2日間を石川と同組でプレーし、この日の「66」で通算8アンダーまでスコアを伸ばしたグレッグ・オーウェン(イングランド)。カミロ・ベネデッティ(コロンビア)、ウィル・マッケンジー、アンドリュー・スボボダの3選手が1打差の2位につけた。
現地午後1時37分にアウトからティオフし、3番でバーディを先行させた石川は、5番でボギーの後、6番、8番、9番とバーディを重ね、前半終了時は通算5アンダー。一時はトップ10内まで順位を押し上げた。ところが、後半に入って、このコース最長の579ヤードでグリーンも難しい12番のパー5でボギーをたたき、13番でも連続ボギー。立て直すことができず、終盤の16番もボギーとし、結局、前半の貯金をはたいてホールアウトした。首位との6打差を追って決勝の2日間に臨む。
ウェブドットコムツアーファイナルは今大会を含め残り3試合。レギュラーツアー賞金ランキング、もしくはフェデックスカップランキングの126位から200位と、下部ツアーの賞金ランキング上位75選手(うち上位25選手は既に来季レギュラーツアーのシード権を獲得)の計150選手が、4試合の合計獲得賞金額で残り25枠の来季シード権を争う。