2014年 WGCアクセンチュアマッチプレー選手権

名手スネデカーが新パターへスイッチ

2014/02/21 12:26

By Jonathan Wall, PGATOUR.COM

パットの名手スネデカーがついにニューパターを投入へ(Jonathan Wall/Getty Images)

ブラント・スネデカーが数年来、下手にスイッチする必要の無かったクラブを挙げるとすれば、それはパターに他ならない。

スネデカーは約9年間、信頼するオデッセイのホワイトホットXGロッシー(彼は似たタイプのパターを高校時代から使っており、ずっとマレット型を愛用してきた)をキャディバッグに入れ、フェデックスカップ王者戴冠を決めた2012年の最終戦「ザ・ツアー選手権」を含み、PGAツアーで通算6勝を挙げてきたのだから。

スネデカーと、そのパターが長年連れ添って、好成績をマークしてきたのは疑いようがない。しかしながら、この関係にもついに終わりが来たようだ。スネデカーは今週「WGCアクセンチュアマッチプレー選手権」を前にオデッセイのVersaロッシーを握っていたのだ。

オデッセイのツアー担当、ジョニー・トンプソンによれば、スネデカーがこのパターを受け取ったのは昨年12月のこと。Versaシリーズの特徴である、インパクトの際、プレーヤーの目の残像を出す白黒のコントラストが気に入ったそうで、オフシーズンに調整を続けてきたという。

スネデカーは今週月曜日、ダブマウンテンGCにこの新旧2本のパターを持って登場。火曜日までは新しいVersaの方を使っていた。選手たちは新しいパターに慣れるまでに時間がかかるものだが、スネデカーの今回のスイッチにはあまり支障がなさそうだ。新クラブはマレット型で、シャフト長は34インチ、ロフト角も3度と、前のモデルと全く同じ。フェースのXGインサートも同じである。

スネデカーは今季ここまで、ストロークス・ゲインドパッティング(スコアに対するパッティングの貢献度)のランキングで58位と低迷。直近3試合で2度の予選落ちを喫していた。

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