アライメントを消したジェイソン・デイ 「ゴーストパター」を改良
2014/02/20 10:59
By Jonathan Wall, PGATOUR.COM Equipment Insider
ジェイソン・デイ(オーストラリア)は今週の「WGCアクセンチュアマッチプレー」の会場でテーラーメイドのパター「GHOST ゴースト ツアー Monte Carlo12」の改良版を手に入れた。
デイは昨秋の「ドイツバンク選手権」で、このパターにスイッチ。トップラインに入る黒い平行な線がアライメント機能を向上させているモデルだが、新しいパターはその狙いと全く逆を行くもの。アライメントを消し去ってしまうことに決めたのだ。
「僕にはトップのラインはいらないんじゃないか?と感じていたんだ」とデイ。「まっさらなトップラインの方が、カップに入れることに集中できると思ってね」。彼がパッティング時のアドレスで一番に視線を注ぐのは、(アライメントではなく)フェースアングルの向きだという。
このパターヘッドの調整に際し、デイは愛息の名前である「DASH」の文字を加えている。
また、ソール部分で10グラムを加重。これまでは20グラムのウエートを(2つ)埋め込んでいたが、新しいモデルには25グラムのものを入れ、ヘッド全体の重量は約360グラムになった。
なお、グリップは以前と変わらずマスターズ仕様のもの。そしてゴーストシリーズの黒いスチールシャフトが入っている。