有村智恵が卒業させられないブリヂストンの3番ウッド
◇国内女子◇ダイキンオーキッドレディス 事前情報◇琉球GC(沖縄県)◇6558yd(パー72)
2017年にヤマハと用具契約を交わしてから2シーズン目を迎える有村智恵。キャディバッグの中で異彩を放つのは、今も「手放せない」という年季の入った3番ウッドだ。
それは2010年11月に発売された『ツアーステージ X-FW』(ロフト13.5度)で、ブリヂストンスポーツと契約していた11年から長く使用を続けている。
発売時の資料によると、ターゲットに対してストレートに構えやすいヘッド形状を採用したほか、球の上がりやすさを追求するため、フェース部に高強度ハイパーステンレスを用いて薄肉・軽量化し低重心化を図ったとされている。
有村は「イザというとき、風が強いときなどに、自分が思った球が打てるかどうかが一番大事なこと」とした上で、「最近のスプーン(3W)も良いクラブが多いけれど、感じたミスと逆の方向に曲がったりすると感覚が鈍ってしまう。“こういう球が打ちたい”とき、安心して打てるんです」と手放せない理由を説明した。
これまで他のモデルを使ったこともあったが、安定して220yd前後の飛距離が打てる1本への信頼度は揺るぎない。「いつかは卒業させてあげたいと思っているんですけどね…」と苦笑いした。
<使用予定クラブ>
ドライバー:ヤマハ RMX 116 ドライバー (9.5度)
フェアウェイウッド:ブリヂストン ツアーステージ X-FW(3番+)、ブリヂストン J015 フェアウェイウッド(5番)
ユーティリティ:タイトリスト VG3 ユーティリティメタル(4番、5番)
アイアン:ヤマハ RMX 118 アイアン(6番~P)
ウェッジ:タイトリスト ボーケイフォージド LOW CG ウェッジ(48度、52度、58度)
パター:オデッセイ オー・ワークス パター #1W
ボール:ブリヂストン ツアーB X ボール