2014年 中日クラウンズ

スリクソン、約20年ぶりにボール使用率ナンバー1を奪取

2014/05/02 18:55
国内男子ツアーで約20年ぶりにボール使用率1位を獲得したスリクソン

国内男子ツアー4戦目を迎えた今週の「中日クラウンズ」で、同大会出場選手のボール使用率でダンロップスポーツのスリクソンが1位となったことが判明した。そのシェアは42.6%で、2位のタイトリスト(アクシネット社)の38.0%を上回った(ダレル・サーベイ社調べ)。

国内では、長らくタイトリストが使用率1位に君臨しており、スリクソンが1位になるのは90年代前半、糸巻きバラタカバーのロイヤルマックスフライがツアーを席巻していた時以来のこと。

日本選手では、現在米国ツアーに参戦する松山英樹石川遼の両名が「Z-STAR XV」を使用。その効果が大きく、13年度のラウンド用ボールの国内販売においても、数量(26.4%)、金額(29.8%)でシェア1位を獲得している。

ツアーでの使用率は、今年に入ってブリヂストンスポーツの割合が大きく下がっており、現在は「スリクソン」と「タイトリスト」の2強時代の様相を呈している。(愛知県東郷町/今岡涼太)

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