2026年 バンテリン東海C

男子ツアーで発見!思い思いの“右ひじ矯正練習器具” どんな狙いと効果?

2026/10/30 13:09
池村寛世がポチっと購入した練習器具は…

◇国内男子◇バンテリン東海クラシック 事前(28日)◇三好CC西コース(愛知)◇7300yd(パー71)

三好CCの打撃練習場でプロたちの練習を観察していると、右腕や右ひじに何やら練習器具を装着してボールを打つ選手たちの姿が目立った。それぞれにどんな意図があるのか、本人たちにヒアリングしてみた。

ライトアングル2を装着して球を打つ

例えば池村寛世は、右腕に矯正ギプスのような装具をつけ、ハーフウェイダウンでのクラブ位置を確認しながら球を打っていた。

「ダウンスイングでどうしても右ひじが体に近づいてきてしまって、クラブが鋭角に入ってくる。この器具をつけていると右ひじが曲がりにくいので、ワイドにクラブを下ろせるようになるんです」

こうなりたくないと解説する

その練習器具の名は「ライトアングル2」、かつてデビッド・レッドベターコーチが販売し、ニック・プライスらが使用して人気を博した器具の復刻版だ。なんでも浅地洋佑が使っているのを見て、浅地のコーチ・植村啓太氏に勧められ、ネットで購入したという。「GDOで買いましたよ。1万5000円でした」。池村はそんなリアルなエピソードを笑いながら明かした。

出水田大二郎(左)から練習器具を借りて装着する

その池村のすぐ後ろで球を打っていた出水田大二郎は、もう少しコンパクトな器具を右ひじに装着して球を打っていた。その名も「ヒジえもん」。出水田もダウンスイングで右ひじが縮こまりながら下りる癖があり、その矯正のために使用しているという。

出水田のヒジえもんを借りる

「ヒジえもん」は、「右ひじの過度な屈曲を抑えてオーバースイングを防止。力まず鋭いダウンスイングが可能になります」という触れ込みの練習器具。ライトアングル2に比べると、着脱も簡単そうに見えた。

右ひじ矯正ベルトでスイング

もう一人、右ひじの矯正に取り組んでいたのが宮里優作だ。体に黒いベルト状の器具を巻き付け、ベルトについた輪っかを右ひじに通して打っていた。右ひじが体から離れないようにするための器具だという。

「トップで右ひじが浮いて、オーバースイングになりやすいんです。コーチ(勝又優美氏)に勧められてやり始めています」と宮里。器具を装着したままキャディにスイング動画を撮影してもらい、動きをチェック。「わきが締まってコンパクトになる。右ひじが下向きのまま使えるんです」とその効果を説明した。

トップがコンパクトに収まる

三者三様の右ひじ矯正器具。それぞれの狙いは異なるものの、あらためて右ひじがスイングの重要な要素であることを感じさせられた。オーバースイングに悩んでいる方や、ダウンスイングの右ひじの絞り過ぎに悩んでいる方(こちらは上級者だけかもしれないが)は、参考にしてみてはいかがだろうか。(愛知県みよし市/服部謙二郎)

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