米国男子ツアー

ストリールマン、好調の理由は“古い友人”との相性

2014/11/01 10:14

By Sean Martin, PGATOUR.COM

オデッセイのツーボールパターに変更し、首位と2打差2位の好位置につけたストリールマン(Stanley Chou/Getty Images)

今シーズン序盤から好成績を残しているケビン・ストリールマンは、“古い友人”と再びコースに出るようになった。

「シュライナーズホスピタルforチルドレンオープン」前に、パターをオデッセイのツーボールパターに変更すると、同大会を2位で終え、今週マレーシアで開催されている「CIMBクラシック」でも2日続けて「68」を記録し、現時点で首位のビリー・ハーレーIIIと2打差の2位につけている。

本人はパターを変えたことについて、こう語った。

「不思議なものだよね。僕はスコッティ・キャメロンをコレクションしているし、パターには気を使っているけれど、これまでコンスタントに使ってきた古いタイプのオデッセイ、ツーボールタイプを使っている。結果的に、このパターがベストということなんだろうね。パターを過信するのではなく、使い方を把握しておく、とでも言うのかな」

ストリールマンは、パーオンホールが対象となるホールでの平均パット数でトップとなる、1.4打を記録している。

「気分を一新させることも必要。たまに違うクラブを使ってみると、全てが上手くいくこともある」(ストリールマン)

ストリールマンと1打差の3位タイにつけているセルヒオ・ガルシアは、パター自体を変えたわけではないものの、ここ3年使い続けてきたクローグリップからスタンダードグリップに変更した。練習ではスタンダードグリップを使用していたのことだが、パットのスピードコントロールが安定するスタンダードグリップを大会で使おうと決めたのは、今週に入ってからだと言う。

ガルシアは、「(ノーマルのグリップで)練習するのが好きなんだ。ここ数ヵ月くらい前から、プレッシャーのかかる大会でノーマルグリップを使うかどうか考えていた。感触はなかなか良いね」と、話している。