PGAツアー、D.ジョンソンへの「出場停止処分」報道を否定
2014/08/02 13:18
PGAツアーは1日、プロ活動停止を表明したダスティン・ジョンソンについて声明を発表し、PGAツアーがジョンソンに出場停止処分を科したとする一部の報道内容を否定した。
声明は「ジョンソン選手は自らの意思でプロ活動を停止したのであり、PGAツアーが出場停止処分を科したという事実はない」とした。
ジョンソンは先月31日、PGAツアーへの参加を停止すると表明した。
所属するマネジメント会社を通じて報道関係者にメールを寄せ、「私は今すぐにプロゴルフからしばらく離れます。直面している個人的な問題に関して、専門家の助けを借りるために時間を使うつもりです」と述べた。「必要な時間とお金を掛け、精神と身体それぞれの健康、それに感情の基礎的な部分を改善します。そうすることで、自分の潜在能力を強化し、安定したチャンピオンになれると確信しています」。
「自己改善のミッションを始めるに当たり、ファンをはじめとするみなさま、メディアの方々には、なにとぞプライバシーに配慮してくださるようお願い申し上げます」とも付け加えた。
PGAツアーは31日にも声明を出しており、「ダスティンの声明に付け加えることは何もない。すべてがうまくいき、将来PGAツアーに復帰することを望んでいる」としていた。
マネジメント会社「ハンブリック・スポーツ・マネジメント」の代表で、ジョンソンの代理人を務めるデビッド・ウィンクル氏は、全米プロゴルフ協会(PGA)に対し、ジョンソンが来週の「全米プロゴルフ選手権」と、9月末にスコットランドで開催される「ライダーカップ」を欠場すると伝えている。