2014年 RBCカナディアンオープン

デラエとフューリック 「63」でコースレコードタイ

2014/07/26 10:53
アプローチショットを打つジム・フューリック(左)とグラハム・デラエ(右から2人目)。ともに「63」で回りコースレコードを記録した。(Charles Laberge/Getty Images)

グラハム・デラエ(カナダ)は、初日のラウンドについて「ややアゲンストの風」を受けたが、「翌朝はできるなら良いコンディションの中でプレーしたい」と話していた。

その金曜の朝、デラエとジム・フューリックマット・クーチャーは「RBCカナディアンオープン」2日目を「良いコンディション」の中でラウンド。デラエとフューリックは、ロイヤルモントリオールのコースレコードに並ぶ7アンダー「63」をマークした。

「最高のスタートだった。僕らはみんな、たくさんのバーディを獲ることができた」とデラエ。「(みんなに)ついていくには、パットを決めないといけないという感じだった」。

2001年に同じくカナダ人のデビッド・モーランドIVが樹立したコースレコード(のちにスコット・バープランクも記録)は、この組の最終ホール(9番)でフューリックが更新する可能性もあったが、約8.5メートルのバーディパットはカップの右にそれた。

フューリックは「今日のラウンドも昨日も、たいした違いはない。フェアウェイキープもパーオンも多く、チャンスはあった。今日は、そのチャンスが少し多かった。コースは昨日に続いてとてもソフトだし、グリーンもかなり読みやすい」と振り返る。

デラエは、難関の17番パー3でバーディ。続く18番ではティショットを引っかけて池に入れ、ボギーを叩いた。しかし1番で、この日6つ目のバーディを奪取。さらに上がり2ホールでも連続バーディを奪いホールアウトした。

そんなラウンドにデラエは「今日はずっと自分のゴルフをコントロールできていたと感じている。2、3度ミスもあったけど、良いパットが多かった」と話した。

デラエ、フューリック、クーチャーの3人はこの日、合計で22バーディを記録。それぞれがお互いのプレーに刺激を受け、クーチャーが5アンダー「65」を出し締めくくった。

これにはフューリックも「『63』『63』『65』を出した組でプレーした記憶はない。『65』で回ったクーチ(クーチャー)に、この組の“お荷物”だって、ずいぶんからかったよ」と笑っていた。

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