数字で見る 松山英樹の「ザ・メモリアルトーナメント」パフォーマンス
By Bill Cooney, PGATOUR.COM
松山英樹のアイアンが、ミュアフィールドビレッジGC(米オハイオ州)が舞台の「ザ・メモリアルトーナメント」で再び冴え渡った。
松山がアプローチショットでつけたピンまでの平均距離は25フィート(約7メートル半)。これは今大会出場者の中では1位(の短さ)だ。今季の各試合で、このスタッツでトップだった選手の中でも4番目に良い。松山は、今季の同スタッツで12位(約10メートル30センチ)となっており、「フライズドットコムオープン」では平均約7メートル40センチを記録。これは今季の各試合で、同スタッツでトップだった選手の中で2番目に良い数字だった。
今季のPGAツアーでのスクランブル率(グリーンを外した時に、パーかそれより良いスコアで上がる確率)で1位のジム・フューリックは、今大会でも27ホール中22ホールで寄せワンに成功。フューリックは結局、19位タイでフィニッシュした。
松山英樹のPGAツアー初優勝の場となった「ザ・メモリアルトーナメント」。前述の通りピンまでの平均距離は1位だが、その他のスタッツも見てみよう。
まずは平均飛距離。これは293.5ヤードで39位(トップはダスティン・ジョンソン/今大会の成績は46位タイで324.1ヤード)、続いてフェアウェイキープ率は、56ホール中42ホールでフェアウェイを捕らえ、75%の11位タイ(トップはビリー・ハーリーIII/37位タイで、56ホール中50ホールをフェアウェイキープし89.29%)だった。
さらにパットのスコア貢献率は-0.026で46位(トップはアーロン・バデリー/37位タイで2.573)、パーオン率は72ホール中48ホールで66.67%の22位タイ(トップはビリー・ホーシェル/15位タイで、72ホール中54ホールで75%)という結果になった。
スクランブル率では、前出のフューリックが27ホール中22ホールで寄せワンに成功し、81.48%で1位。松山は24ホール中14ホールで成功し、58.33%で20位タイだった。