2014年 ヒュマナチャレンジ クリントンファウンデーション

スネデカー、自身のビッグイヤーに期待

2014/01/17 12:51

By Sean Martin, PGATOUR.COM

不安を抱いていた怪我は順調に回復。輝かしいシーズンを見据えるB.スネデカー(Getty Images)

ブラント・スネデカーは、カパルアで開催された「ヒュンダイトーナメントofチャンピオンズ」で負傷した膝の状態が良かったことに驚いたという。

今週も「ヒュマナチャレンジ クリントンファウンデーション」に出場しているスネデカーは、怪我の影響を気にせずとも良くなったため、今シーズンが“ビッグイヤー”になるのではと楽観視している。

「マウイでは問題無くプレー出来たからね。そのことに驚いたくらいだったから。きっと痛みも出るだろうし、腫れも出ると思っていた。でも、何ともなかった。100%の状態だったね。良い状態で今年をスタート出来たし、健康そのもの。準備は出来ているよ。今の状態をキープ出来れば、今年はキャリア最高のシーズンになるんじゃないかな」。

33歳のスネデカーは、2013年に2勝をマーク(「AT&Tペブルビーチナショナルプロアマ」、「RBCカナディアンオープン」)したが、2度の負傷に苦しめられた。2013年初戦から5戦までのうち、4大会でトップ3に入ったものの、肋骨の負傷により1ヶ月以上戦線を離脱。

昨年の「ヒュマナチャレンジ クリントンファウンデーション」では23位タイとし、西海岸で開催された2013年初戦から5戦までで唯一トップ3を逃した。スネデカーは、過去に5度「ヒュマナチャレンジ クリントンファウンデーション」に出場し、2度トップ10入りを果たしている(2012年/8位タイ、2010年/10位タイ)。

肋骨の負傷に続き昨年11月には、中国で開催された「WGC HSBCチャンピオンズ」後、セグウェイに乗った際に左膝を負傷。自覚の足りない行動から前十字靭帯を痛めた。だが、2014年初戦となった「ヒュンダイトーナメントofチャンピオンズ」を11位でフィニッシュするなど、好結果を残している。

ここ2シーズン続けてPGAツアーで2勝を挙げているスネデカーは、今シーズンを楽観視しているが、その要因は何なのだろう?

2012年フェデックスカップ王者は、次のように語った。

「最大の要因は、以前と比べてメジャーに向けての準備方法がわかったからかな。オーガスタ、全英オープン、全米オープン、全米プロゴルフ選手権に向けたプランは出来上がっているから、100パーセントの状態で臨めると思うよ。メジャー大会に向けた調整法のルーティンに自信を持っているからね」。

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