2013年 ドイツバンク選手権

タイガー・ウッズ「自分の大会ではなかった」

2013/09/03 15:42

By Brian Wacker, PGATOUR.COM

65位タイに沈み、フェデックスカップランキングもトップから陥落したタイガー(Getty Images)

「ドイツバンク選手権」最終日を2オーバー「73」でラウンドしたタイガー・ウッズ。自身大会ワーストとなる65位タイで今大会を終えた。

今季5勝を挙げここまでフェデックスカップランキングでトップを走ってきたが、その座もまた失ってしまった。フェデックスカッププレーオフ残り2戦を前に、ヘンリック・ステンソンがウッズに代わりトップに躍り出た。

4日間通算で4アンダー「280」は、ウッズにとって「281」とした2005年以来最も悪いスコアだ。しかも2005年は、コースがより難しかった。

「今週は自分の大会ではなかった」。4日間で1日しかアンダーパーで回ることができなかったウッズは言った。「良いプレーができず、何もできなかった」。

首位に大きく差を広げられスタートした10番ホールで、ウッズはアプローチショットをあわやそのまま沈めるかという位置につけた。このホールではバーディを奪ったが、これが数少ないハイライトとなった。

ウッズは続く5ホールのうち3ホールでボギーを叩き、どんどん順位を落としていった。

ウッズはこの日またしても、ショートゲームとパッティングに苦戦した。1パットは僅か4ホールに過ぎず、トータル「32」パットを記録した。また、パーオンも11回と少なかった。

「ラインの感覚がつかめなかった」とウッズは話した。

ウッズは「BMW選手権」に向け、1週間のオフを取る。彼はこのオフをどのように過ごすだろうか。「児童施設にバレー、ダンス、ティーボール、サッカー・・・とても忙しいよ」。

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