2013年 ウィンダム選手権

インストラクターの手助けを得たスピース

2013/08/17 17:21

By Helen Ross, PGATOUR.COM

ジョーダン・スピースは、決して悪いプレーをしたとは思っていない。しかし米国ツアーのメジャー大会では、少々のミスが致命傷となり得る。20歳のスピースは先週、オークヒルで行われた「全米プロゴルフ選手権」で初日と2日目をいずれも「74」でラウンドし、予選通過を逃した。

スピースは真っ先に地元テキサスに戻り、インストラクターのキャメロン・マコーミックを訪れた。彼等がそこで取り組んだことは、「ウィンダム選手権」での最初の36ホールを見る限り正解だったようだ。

先月の「ジョンディアクラシック」で米国ツアー大会初優勝を果たしたスピース。セッジフィールドでの2日目を「66」でラウンドし通算9アンダー、単独3位とし、首位のパトリック・リードに2打差で3日目を迎える。

スピースはまた、(オークヒルがある)ロチェスターを後にした時よりかなり精神的に良い状態でいるようだ。

「たった5ヤードの差でも、米国ツアーの舞台になるとフェアウェイを捕らえることが出来ずボギーを叩いてしまうことがある」とスピース。「だからティショットに自信をもって臨むことが大事なんだ。それが今週ここまで成功している鍵だと思うよ。今週は今まででもっとも上手く3番ウッドを打てているし、ドライバーも同様だね」。

「今は良いショットが打てているし、この狭いコースでも自信を持ってプレーできている。より、グリーンに向けてウェッジで打つことができている。フェアウェイからのショットでは、グリーンの硬さが大きな違いを生むんだ」。

フェデックスカップランキング16位で今大会を迎えたスピースはこの日、1つのホールを除いてフェアウェイを捕らえ、18ホール中16ホールでパーオンとした。それぞれ3パットを要した2つのボギーは余計だったが、セッジフィールドでの速いグリーンではあまり攻め過ぎるべきではないという教訓になっただろう。

最後の6ホールで奪った4つのバーディについては「明日に向けて弾みがついたよ」とスピースは話した。彼は14歳、15歳の時にAJGA(アジアジュニアゴルフ協会)の大会でセッジフィールドでのプレー経験があり、それぞれ6位タイ、4位の成績を残した。

「通算9アンダーとしたことはかなり大きい自信になっているね」とスピース。「先週は2日目を終えて8オーバーだったから大違いさ。プレーオフを楽しみにしているよ」。

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