松山英樹「来年はメジャーで活躍を」 東北福祉大で報告会
2018/12/13 06:15
東北福祉大は12日(水)、宮城県内のホテルでゴルフ部、硬式・軟式野球部の優勝報告会を開催した。ゴルフ部は今年、「全国大学対抗戦」、「信夫杯争奪日本大学対抗戦」で男女優勝し4冠を達成。金谷拓実が10月の「アジアパシフィックアマチュア選手権」を制し、来年の「マスターズ」と「全英オープン」の出場権を手にした。在学生とともに星野英正、松山英樹らOBのほか、約800人が一堂に会した。
ゴルフ部は今年が創立30周年。栄光の歴史をスタートさせた星野は「我々が学生時代に築き上げてきたことを目標にしながら(現役生が)積み重ねてくれている。毎年うれしく思います」と後輩たちの活躍を喜んだ。一番の思い出は「3年生の時に初めて日大の連覇を破った」こと。「駐車場で帰る前にミーティングをした。部員全員で泣いて、感動した」という。
宮里優作は学生時代にアマチュアタイトルを総なめした。「福祉大に入るきっかけが憧れの存在の星野さんだった」と明かした。今年は欧州ツアーに参戦し、2019年シーズンのシードを獲得。「故障でうまくいかない年でもあったが、来年は勝てるように頑張りたい」と再起を誓うと、池田勇太は「今年は一勝しかできず、もどかしい一年だった。また来年、新たな目標に向かって戦いたい」と続いた。
米ツアーを主戦場とする松山もなつかしの仙台に帰り、節目の会に参加。1月10日開幕(木)の「ソニーオープンinハワイ」で新年初戦を戦う。「今年はあまり良い成績ではなかった。練習、トレーニングをして、来年はメジャーで活躍できるよう頑張りたい」と意気込んだ。(宮城県仙台市/桂川洋一)